カーオーディオのネットワーク、パッシブネットワークについて

カーオーディオの調整の中でネットワークをデジタルばかりでなくパッシブネットワークについて書きます。
今週のはじめはカーオーディオの実践講習を3日間行っていました。そのあとバタバタして今週終わってしまいましたが、カーオーディオを人に教える事って本当に難しいと感じています。
カーオーディオを少しでも理解している人でも、カーオーディオの基礎やスピーカーの音のつたわり方やなど理解をしてカーオーディオを触っている人というのは、ほとんどいないのではないかと思うぐらいです。ネットワークの役目を以外にも知らない人がカーオーディオの講習をやっていて多いのにびっくりしています。
さて本題です。
比較的安いスピーカーシステム、パイオニアやアルパイン、海外メーカーなどの純正交換タイプの2ウエイスピーカーにはパッシブネッットワークがついてきますよね。
パッシブネットワークとは透明な箱などにコイルやコンデサー、抵抗などが入っていてスピーカーとアンプの間の配線にかます部品などがそれにあたります。
スピーカーの配線の途中にコイルを直列に入れると高域がカットされます。ミッドバスなどの高域カットに使用されています。
又、コンデンサーを直列に入れると低音域がカットされます。
ツィーターの低音域カットに使用しています。
コイルやコンデサーはミッドとツィーター1個づつ入れたものが-6dbスロープカット同士で組み合わせたネットワークです。
では、-12dbのネットワークではどうなるかというとミッドウーハーだと直列にコイルを入れてその後にコンデンサーを並列につないだものになります。
ツィーターはその逆の組みあわせで直列にコンデンサー、そのあとに並列にコイルを組合わせたものが-12dbカットスロープのネットワークです。
パイオニアのスピーカーTS-V171Aや、TS-C1710Aの透明ケースに入ったネットワークのパーツをよく見てほしいのですがTS-V171Aはコイルがどでかく空芯のコイルを使っています。そしてTS-C1710Aはコイルを小さくする為に鉄心のコイルを使っています。
どちらが音質が良いのかというと空芯コイルのほうが良いと一般的には言われています。鉄心タイプは小さくできるのが利点なんですがコストが比較的安く手に入り音質面では空芯タイプに比べて落ちるようです。
コンデンサーにおいても、いろいろ種類があって音質が良いコンデサーはバイポーラーやフイルムタイプが良いとされ、電解コンデンサーはよくないとされています。
抵抗についてもセメント抵抗(価格は安い)よりも金属皮膜抵抗のほうが音質がよいとされ、ツィーターとミッドレンジの能率レベル(音圧レベル)調整に使用されます。
これらの部品の組み合わせによってパッシブネットワークができていますがメーカーもいろいろと販売価格面からも考えて、ネットワークの部品を使い分けして、商品の価格をただ安くしたり高くしたりはしていないことがわかります。
このネットワークによっても音質が最終的に左右される重要なことがもう一つあります。
私が考えるというか実際に作るオリジナルのパッシブネットワークだとミッドレンジが-6dbスロープ、コイル1個(1チャンネルあたり)ツィーターは-12dbで組むことが多い。
これには理由があって位相のコントロールがしやすい事があります。
デジタルでコントロールするネットワークなら-18dbで使用することも多いのですがパッシブは部品点数が少ないほうが音質の純度も高く能率も下がりにくく利点があります。しかし、-6db同士のネットワークではほとんど音が切れていないので重なりあってしまって音のピークポイント(ディップ)を作ってしまう可能性もあります。
それと、ツィーターに低音の信号を入れないことが低い帯域での使用も可能なので-12dbで作ることにしています。実際に使用する場合はスピーカー接続のプラス、マイナスを反転して接続(
実際には実像で調べます)し、ミッドはそのまま、普通に正しく接続します。位相をそろえることができるのですがこの方法はツイターの取り付け角度も多少は考慮しないといけません。
カーオーディオ取り付けや接続が間違ってしまうと音はまとまりもせず特性が悪くなるばかりです。間違ってできた荒れた特性をイコライザーで補正するなんていうのは最も馬鹿な調整と言えることです。
私のテクニックの一つを公開しました。
貴方のスピーカー取り付けと配線は本当に合っているいますか?
自分のカーオーディオスピーカーを一度調べてみてください。
ホームページではカーオーディオのテクニック公開してます。

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