新製品 DYNAUDIO Esotan201/EsotanMF101/Esosub 9S/Esosub B9S
佐藤商事はDYNAUDIO社のカーオーディオ製品に関する日本国内での正規総輸入元契約を締結したと発表されて新製品販売が開始されました。紹介するモデルはエントリーモデルのEstanシリーズ、2ウエイセパレートセットのEsotan201、ミッドレンジドライバーEsotanMF101、9インチサブウーハーEsosub 9S、9インチダウンファイリングボックス型サブウーハーEsosub BS9です。
それぞれのモデルを詳しく紹介したいと思います。
DYNAUDIO 2ウエイセパレートセットのEsotan201
DYNAUDIO 2ウエイセパレートセットのEsotan202は16cmのウーハーMF102WooferとツィーターMT101、パッシブクロスオーバーネットワークX202がセットになったパッケージシステムです。(送られてきた資料をスキャンした画像なので質が悪くて申し訳ございません。)
DYNAUDIO MT101ツィーターは外見41mm奥行き24mmで付属の埋め込みマウントは外見52mm、奥行き21.2mmとなっています。能率は89db、定格20W、最大80W、インピーダンス4Ω、Fs(最低共振周波数)1172Hz、周波数特性1KHz~20KHzとワイドレンジな特性となっています。グラフからみてもフラットな帯域で使えそうなのは2.5Hzからでしょうか。とても使いやすそうですね。
DYNAUDIO MF102Wooferは外見サイズ166mm、埋め込みサイズ133mmで埋め込み高さは68.3mm。カロッツエリアのインナーバッフルがそのまま使えそうで取り付けやすさもあります。特性は60Hzから4KHzまでほぼフラットな特性ですが低音側が少し上がって全体的には右下がりカーブで量感のある低音がだせそうです。
クロスオーバーネットワークのX202はハイパス(ツィター側)-12dbフィルターでミッドバスは-6dbフィルター採用の非対称型です。低音側の音場感を広く感じ、ツィーターでフォーカスを得るタイプとなっています。
DYNAUDIO Esotan MF101-ミッドレンジ
DYNAUDIO Esotan MF101は3.5インチのミッドレンジ外見寸法94mm、埋め込み寸法32.7mm、コーンの大きさは88mmで10cmまでない大きさのミッドレンジです。特性もほぼフラットで15Hzまで使いやすいので3ウエイを組むには最適な特性となっています。
DYNAUDIO Esosub 9S 9インチサブウーハー
DYNAUDIO Esosub 9S 9インチサブウーハーは外見233mm、コーンの幅216mm、埋め込み寸法76.6mmと若干コンパクトがサブウーハーで8インチクラスと同等ですがコーン面積が少し大きいので8インチよりも低音出したいという場合には良いウーハーだと思います。スペック的に能率は88db、定格入力80W、最大入力160W、インピーダンス特性4Ω、FS40Hz、周波数特性35Hz~800Hzとワイドな帯域と低い帯域までと使いやすい特性となっています。ボックスの適正容量はGoogleのAIで計算してみましたが適正な容量が得ることができませんでしたが特性表からはシールドボックスで多分最低12L~14Lまでのボックスを製作してみて吸音材などで音質を確かめながら調整したほうがよさそうです。バスレフのほうがローエンドまでフラットで出せそうです。
DYNAUDIO Esosub B9S 9インチダウンファイリングボックス型サブウーハー
DYNAUDIO Esosub B9S 9インチダウンファイリングボックス型サブウーハーはEsosub 9Sと完成されたボックスに組み込まれたサブウーハーです。サイズを調べてみたのですが詳細がわかりませんでした。Esosub 9SでボックスをDIYで製作するよりも完成度の高い性能を発揮出来るものと思われます。ウーハーボックスの置き方はウーハーを下にして設置します。
DYNAUDIO Esotan202/EsotanMF101/Esosub 9S/Esosub B9S 販売価格
販売価格は以下の通りです。
Esotan202 2WAY-SYSTEM 販売価格¥55,000-
EsotanMF101 3.5インチミッドレンジ 販売価格¥1ピース¥12,500- ペア¥25,000-
Esosub 9L 9インチ薄型サブウーハー 販売価格¥45,000-
Esosub 9S 9インチサブウーハー 販売価格¥80,000-
Esosub B9S BOX入9インチハイエンドサブウーハー 販売価格¥150,000円
DYNAUDIO Esotan201デモボードでの試聴
当店のデモボックスに組み込んで試聴できるようにしました。ボックスは約15L程度です。プレーヤーはカロッツエリアのワンボディで内蔵アンプで音を出しています。しばらく慣らし込んで音質チェックしてみました。
音質の印象はまず、クセもなく非常にバランスがいい音です。まず印象的なのが低音が痩せていないことです。しっかり量感のある低音で伸びもあって、高域はとても聞きやすく音楽ジャンルに関係なく対応できていると思います。
エントリーモデルでありながら販売価格が55,000円とリーズナブルです。もう安いスピーカーが音が悪いとはいえないと思える好印象のスピーカーシステムだと思います。DYNAUDIO Esotan201を是非、あなたの耳でお確かめください。
店頭にて試聴できますので試聴してみてください。ご来店をお待ちしております。
