スバルフォレスタ ブルームーンオーディオ AX165 スピーカー交換
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スバル フォレスタ スピーカー交換
新車で入ったスバルフォレスタノスピーカー交換です。取付したスピーカーはBLUE MOON AUDIO（ブルームーンオーディオ） AX165で2ウエイスピーカーセットです。BLUE MOON AUDIO AX165の音質は低音から高音までフラットバランスの良い音がでるスピーカーです。
お客様には新車購入ということもあってあまりスピーカー交換の予算がありませんでした。最初のお見積ではBLUE MOON AUDIO SX165と取付だっけで予算オーバーでしたがディスプレーのAX165の音を聴いて思い切って購入してくれることになりました。しかし、AX165を本格的にデッドニングなどもやって余裕がない中、どうかして低額で取付できないかということで工夫して短時間で取付しました。
さてどのような内容になったのか伝えします。
インナーバッフルの製作とツィーターマウントカップの製作
車の入庫が遅れていて入庫できなかったので先にインナーバッフルの製作とツィーターマウントカップの製作を先に作っておきました。
車が当店のピットへ入庫して早速作業開始です。
先に行うのはドアトリム外しからです。
スバルフォレスタドアトリム
ドアトリムの取り外しは簡単です。二箇所のネジを外せば簡単に取り外せます。取り外すと楕円形状のマウントに16cmのスピーカーが一体となってついていました。写真はスピーカーを外したあとです。
スバルフォレスタスピーカー取り外し
防水のビニールシートを取り外してデッドニングの準備です。サービス・ホールはプラスチックの板で穴が塞がっていました。これも外します。
スバルフォレスタサービス・ホール
スバルフォレスタ サービス・ホール取り外し
デッドニング
今回は予算がかなり限られているので簡易的なデッドニングとすることにしました。ドア内部で使えるデッドニング材はたった1枚です。これを左右分なのでドア一枚あたり半分して使えません。本来ならいつも使っている材料ならドア片側1枚と半分は必要です。貼り方を間違えると音が濁ってしまい。デッドニングは全く効果が発揮しないことになります。ドアの強度をどこを高めるのかを考えながら最低限の補強とすることにしました。
スバルフォレスタ最低限のデッドニング補強
スバルフォレスタ最低限のデッドニング補強
もう少し制振材が使えればと思いながらの作業でしたが、まずはスピーカーのは排圧の一番かかるスピーカーバックです。それとドアの間中後部にしました。ドアを外側から叩いてみて無駄な響きが多くあったのがこの部分でした。やっていても強度が全然足りないです。もう少し貼りたいと思いましたが、予算が限られているので仕方がありません。
次にとりかかったのはサービス・ホールの穴埋めです。
プラスチックの穴埋めパネルを元にもどしていつも使っている黒いシートで穴埋めすることにしました。
実はこれは予算に入っておらずでしたが穴をちゃんと埋めていないと水漏れの原因になるので貼ることにしました。追加が多少あるかもしれないことをお客様に伝えていたので使わせてもらいました。
黒の制震シートで埋めることで強度もでますので期待できます。
スバルフォレスタデッドニング補強
インナーバッフルとスピーカー取付
バーチ材で先に製作しておいたインナーバッフルとAX165のミッドウーハーを付けます。スピーカーがついたらドアトリムを元に戻してドアスピーカー取付は完了です。
スバルフォレスタインナーバッフル
スバルフォレスタインナーバッフルとAX165ウーハー
BLUE MOON AUDIO AX165ツィーター取付
ツィーターマウントは先にバーチ材でカップを作っておいたのでツィーターをカップにはめ込んでダッシュボードの純正ツィーター位置につけます。
Aピラーを外して純正ツィーターを取り外ししました。純正ツィターに刺さっていたコネクターよりスピーカー出力を取り出ししました。
ここのカプラーにはナビの出力が取り出しできますがカプラーは専用なので専用カプラーを用意してオジリナルで配線を作りました。パッシブクロスオーバーネットワークまでダイレクトに接続できるように2mの配線を付けています。
スピーカー出力取り出しの配線 オリジナル配線
フォレスタ BLUE MOON AUDIO AX165ツイーター取付
各配線をパッシブクロスオーバーネットワークに配線します。パッシブクロスオーバーネットワークはシート下に設置しました。
接続が終わって音出しして接続のチェックします。間違いがないか確認して本格的に音を出して１時間ほどエージングしました。
１時間のエージングでは十分とは言えないのですがまずまずの音だったので調整することにしました。
音質調整
音質の調整ですがついていたナビは純正のサウンドナビでした。標準の設定はスバルフォレスタ専用にプリセットされています。
これを初期化します。
やり方はオーディオの音を止めてサウンドチューニングの調整画面へ。画面から初期化を選択すると元にも出せませんと警告。それでもいいかと警告がでます。通常の人ならここでやめますが、初期化を選択してOKでリセットをかけます。
そうすると何ができるかというとパッシブでもパッシブマルチ２ウエイに設定することができるのとタイムアライメントを各スピーカー事にセットできます。
調整の自身のない方は絶対に初期化はしないでください。何があっても保証できません。もしかしたらスピーカーを壊すかもしれませんのでご注意ください。かなり勇気がいります。
タイムアライメントはパッシブクロスオーバーネットワークを使っているので大きくをかけ離れた設定にると逆に位相ズレが多くなるので限りがありますからテスト音源で何度も確認して最低限の設定としました。また、ナビのクロスオーバーでツィターレベルもセットできますので好みに合わせた音質を作り込みをしました。
イコライザーはフラットが基本ですが、デッドニングが十分でないのがあるので若干音の濁りが発生していましたのでその帯域を補正しました。
メモリーは２つ作れるのでCDとSDカード再生用としてイコライジングして聴きやすい音質に仕上げました。
お客様へ車の引き渡し
お客様へ連絡して車の引き取りに来てもらいました。
まずはとにかく音をチェックしてもらうことに。
「取付前とは全然違います。今まで聞こえなかった音が沢山あります。」とインプレッションでした。
あとナビのプリセットした音質の変え方や上手な音質の使い方を説明しました。
ナビにはメモリで音楽が入っていたのでそれで聴いてもらったのですが、本当に聴いてほしかったのはCDの音質です。
CDのほうが遥かに音質クオリティーが高くサウンドナビ本来の音質が聴けることです。
お客様に一枚のCDを渡して聞きくらべしてもらいました。
CDのメモリは１に、SDカードのメモリは２にプリセットされているのでプリセット１にしてCDを聴いてもらうとびっくりされていました。
お客様. 「CDをかわなきゃ駄目ですね。」
私. 「そうです。ダウンロードは音質が悪いです。特に中域ばかり張り上げっていてとても聞きにくく、低音や高域の情報も薄く、真ん中の音しか入っていません。同じ値段で音楽買うならどちらが得なのか考えてほしいです。」と伝えました。
ダウンドードの音楽もCD買うのと同じ価格だったりしています。CDならレンタルもあるし、買ってもまた売れば、逆に安く音楽が手に入りますよね。
せっかく奮発して値段の高いスピーカーを買ったのだから高音質で聴いてほしいです。
元々音質が悪い圧縮音源だけ聴いているなら音がわるいのだからそれで納得しているなら値段の高いスピーカーは不要です。極端に言えばスピーカーの交換も必要ないことになります。
出来上がった音質に満足して頂けたようで安心しましたが、自分としてはん～。なところもあるのでお客様が何か不満がでてきたらご相談ということで解決です。
当店を選んで頂きありがとうございました。
追記
月日が立つのが早いもので８月の終わりも近づいてきましたね。変な気候で困りますが急な雨などには十分に気をつけてください。私のほうも稲刈りシーズンに入りました。最初の稲刈りは２３日なのですが、どうも雨が降りそうです。そうなると晴れた日にしか刈り取りできないので遅れ遅れになっていきます。このような日が９月の１０日ごろまで続きそうなので、取付の作業が入ると十分にできない可能性もありますが、できる限り迷惑をおかけしないように努力して取付致しますのでご理解お願いします。
今の所、９月の取付予定はガラ空きなので受付いたします。プチアップグレードでもいいし、DSPアンプの追加。または電源強化して音質アップなどメニューは豊富ですのでご相談にのります。他店で取付の方でも大丈夫です。サウンドに少しでも疑問を感じたらご相談ください。お待ちしております。
コロナウイルスが蔓延しておりますので皆様十分に行動の注意お願いします。軽はずみな行動が取り返しのつかない後悔することのないよう気をつけましょう。
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