トヨタ ヤリス オーディオレス車 ナビ取り付けとスピーカー交換作業 配線編
カーオーディオブログ
トヨタのヤリスは標準はディスプレーオーディオですが、車を発注するときにオーディオレス車を選択して購入可能です。今回紹介するヤリスはオーディオレス車なので、サイバーナビAVIC-CW912Ⅲ-DC、カロッツエリアのETC ND-ETC9、ユピテルドラレコ、モレルVILTAS NANO CARBON 62とmorel ULTIMO PS104Dサブウーハー、ARCAUDIOのアンプなどを付けていく3ウエイのフルシステムを紹介します。もちろんエナジボックスで電源のグレードアップもおこなうことにしました。詳しくお伝えしますのでヤリスを新車で購入の方はかなり参考になると思います。さてどのようになったのか早速作業開始しましょう。
この車はヤリスのオーディオレス車で1500ccのミッション車です。ミッション車とはちょっとめずらしいと思いました。
ヤリスのオーディオレス車の場合はナビ取付のカバーと金具が付いてきませんので自動車ディラーで一緒に購入する必要があります。確か価格は安かったと思います。
ナビ取付にあたって確認して置かなければならないことがいくつかありました。それはサイバーナビを取付するための接続のコネクター類です。必要なのは電源を取るためのコネクター、ステアリングリモコンコネクター、バックカメラのコネクターです。バックカメラは後付より絶対に車購入時にディラーさんで純正を付けておいてほしいと言っておいたほうがいいです。純正だときれいに取付できるのですが後付だと取付が汚くなってカメラの写りが影になってしまってあまり良くありません。社外品の取付のキットは出ていないので純正品をおすすめします。
さて必要なコネクターを紹介します。電源の取付キットNKK-Y55Pを使いいました。カナック企画の商品です。
バックカメラアダプターはデーターシステムズのRCA003Tを使いました。バックカメラーのコネクターは4ピンコネクターでトヨタでよく使われているコネクターです。
ハンドルリモコンは28ピンコネクターです。当店のヤリスではカロッツェリアステアリングリモコンアダプターKK-Y202STを使っていて動作しているので多分KK-Y202STが良いと思いました。ナビ付属のハンドルリモコンの配線を加工してカプラー配線にダイレクトに接続してもも使えるかもしれません。カロッツェリアステアリングリモコン配線コネクターだとKJ-Y102SCになります。
ETCはカロッツエリアETC ND-ETC9 ナビと連動対応型です。音声案内もするので安心のモデルですね。
ETCは登録が必要なので購入時に業者へ登録してもらうには委任状が必要でした。又、自動車ディラーならその場でやってくれると思います。
Pioneer パイオニア ETC1.0 ND-ETC9 アンテナ一体型 新セキュリティ対応 ナビ連動型 音声案内タイプ カロッツェリア
◇カーナビゲーション連動による分かりやすい情報提供
ETCの利用情報を本機対応カーナビゲーションの画面上で確認できるほか、利用料金や利用履歴、ETCカード有効期限などの情報を分かりやすく音声で案内する機能を備えています。
※主な対応モデル
サイバーナビ: AVIC-CQ910-DC/CL910-DC/CW910-DC/CZ910-DC/CQ910/CL910/CW910/CZ910/CL902XSII/CZ902XSII/CE902ALII/CE902VEII/CE902NOII/CE902VOII/CE902ESII/CE902STII/CL902-M/CW902-M/CZ902-M/CL902/CL902XS/CW902/CZ902/CZ902XS/CE902SE/CE902AL/CE902VE/CE902VO/CE902NO/CE902ES/CE902ST等
楽ナビ: AVIC-RQ903/RW503/RZ503/RW303/RZ303/RZ103/RL910/RW910/RZ910/RL710/RW710/RZ710/RQ902/RL902/RW902/RZ902/RZ702/RW502/RZ502/RW302/RZ302/RZ102等
◇「新セキュリティ規格」に準拠
国土交通省が変更を予定している「新セキュリティ規格」に準拠。規格が変更された後でも使用でき、ETC決済・利用情報を安全に保護します。
◇取り付け位置へすっきりと設置できる「ETCユニット取り付けキット」に対応
「ETCユニット取り付けキット」(別売)を使用すれば、純正ETCの取り付け位置へすっきりと設置することができます。
※対応車種の詳細については、カロツェリアホームページをご確認ください。
◇主な仕様
使用温度範囲-: 30 ℃ ~ +85 ℃
電源電圧: DC14.4 V(10.8 V~15.1 V使用可能)
アース式:マイナスアース式
最大消費電流: 200 mA以下
本体サイズ:本体: W 68 mm×H 16.7 mm×D 100.1 mm、アンテナ: W 30.4 mm×H 18.6 mm×D 30.4 mm
質量:本体: 81 g、アンテナ: 80g
そのほか接続に関係するものとしてはUSBのコネクターです。純正のあきパネルに取付してスッキリ純正のようにします。HDMIもあるのですが今回はHDMIは配線しませんでした。ビートソニック(Beat-Sonic) USBコネクター トヨタ スペアスイッチホール用 USB13というのを使いました。
ビートソニック(Beat-Sonic) USBコネクター トヨタ スペアスイッチホール用 USB13
トヨタ/ダイハツ車用
トヨタ/ダイハツ車のスペアスイッチホールがUSB入力端子に変身
同梱品
本体/ロッキングハウジング/ネジ×2/
特長
車内のスペアスイッチホールがUSB/HDMI端子に変身。
あまっているスペアスイッチホールを活用して取り付けするので、まるで純正のような取り付けが可能です。
USB/HDMI端子が使いやすい位置にくる
市販のナビの本体裏側のUSB/HDMI端子が使いやすい位置まで延長できます。
薄型コネクターなのでアルパインナビにも対応
トヨタ/ダイハツ用、ホンダ用をラインナップ
メーカーによってスペアスイッチホールのサイズが異なるのでメーカーに合わせて設計しました。
最近のスペアスイッチホールサイズにも対応
注意事項
USB10:トヨタ車スペアスイッチホールに取付ける場合は、適合があります。車の装備やグレード、仕様変更により、スペア スイッチホールの有無、大きさ、位置が異なります
USB11:ホンダ車スペアスイッチホールに取付ける場合は、適合があります。車の装備やグレード、仕様変更により、スペア スイッチホールの有無、大きさ、位置が異なります。
スペアスイッチカバーは、ロックされているためパネルを外して、後ろから抜き取る必要があります。取外し方法は、 ディーラーなどにご相談ください。
車体の板金部近くを通るケーブルには、保護テープを巻いてください。
水のかかる場所、湿気、ほこりの多い場所、高温になる所では使用しないでください。
警告
運転の支障になる位置やブレーキペダルやアクセルペダルに支障をきたす場所では、使用しないでください。
弊社は本製品を使用して発生した事故、違法行為、車両の故障または破損、キズ等の責任は一切負いません。
仕様
ホールサイズ23x23
USB端子:USB(メス)-USB(オス)
USB2.0対応、充電及びデータ転送可能
HDMI端子:標準メス(TYPE A)-標準オス(TYPE A)
ハイスピードHDMIケーブル(1.4)(CEC非対応)
本体サイズ(USB13):23(高さ)×23(幅)×41(奥行き)mm
ケーブル長:約1.9m
ご購入の前に、車両型式、エンジン型式、駆動方式、年式、グレード等を車検証及びコーションプレート等でご確認いただき、メーカーホームページで車種適合に誤りがないか必ずご確認ください。
ナビ類、配線作業中の風景です。グローブボックスや右サイドのアンダーパネル、シフト周辺のパネルなどETCをきれいにつけるにはかなりバラさないとできない。配線が多くてあとでおさまるのかな~。と思ってしまったが収めないといけない。
サブウーハー用のアンプをつけるためバッテリーを取り外してバッテリーからの電源の配線を取り出しします。ちょうどいい室内への配線通しの穴がなく仕方がないので純正配線ブーツより安全な位置に穴を開けて通しました。電源線はMLMCⅢでヒューズBOXはアカガネを使用しました。
アンプの電源線が通ったのでバッテリーを元に戻すのですがお客様の要望で高性能バッテリーに交換したいとのことでGSユアサのECO.R Revolution LN1に交換しました。LN1なので形が外車規格のものとなりよく見る国産車の一般バッテリーとは固定方法が違うんです。
サブウーハーのアンプ(ARCAUDIOのKS125BX2中古品)を先につけていくことにしました。サブウーハーのアンプは助手席のシート下にしました。一緒にエナジーボックスのジャンクションスタビライザーも一緒に取付しました。
今回はウーハーの配線を2Ωにしてアンプにつなぐのですがアンプは2チャンネルでブリッジができるのですがブリッジは4Ωしか接続できずでブリッジが使えませんでした。4Ωで2CHのアンプをダブルで出力することはできるのですが、そうすると70W×2CHです。パワー面から考えて1CHであれば2Ωだと125Wなので1CHだけ使用することにしました。どちらにせよナビのウーハーの出力は1CHしかないのでこれがベストと判断したわけです。
サブウーハーとの接続もしてしまいました。サブウーハーは新型のフラットサブウーハーmorel ULTIMO PS104Dです。このウーハーはダブルボイスコイルの4Ωウーハーです。配線方法によっては2Ωか8Ω、2個使って4Ωとつなぐことができるウーハーです。ウーハーボックスはオリジナルでバーチ材18mmにて製作しました。容積は約22Lにしましたがメーカーの標準だともっと小さい容積でもいけるようですが低音のフラット感や伸びを期待して少し大きめの設定です。
ナビの取付はここまできたらできそうなのですがまだ先です。スピーカーの配線をマルチにするのでダイレクトに配線が必要なのでドアをバラしたりツィター取付のAピラー取り外しが必要です。
長くなってしまったので次回はヤリスのスピーカー交換編を書きますね。少しおまちください。
追記
10月があっというまに入ってしまって早いな~と感じています。気温も少し下がって秋には少しづつ感じが迫っていますね。秋といえばやはりロングドライブですよね。ドライブにはカーオーディオの音質を是非見直して再調整でもいいし、音質の無料チェックでもいいのでご利用ください。取付け作業は今はがら空きなので受付中です。よろしくお願いします。