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サブウーハーは必要かどうか疑問に思う方は多いと思います。
又、サブウーハーはドカドカと再生するものだと勘違いされている人も多いのも現実です。

そこで、カーオディオでサブウーハーの役目と必要性について考えてみましょう。

サブウーハーは超低音を再生を目的としたものですがカーオーディオでは再生する帯域は
20Hz~150Hzまでと言われています。

ちなみにCDに記録されている再生範囲は20Hz~20000Hzです。

自分が使用しているフロントドアの通常低音はどのくらいまで再生できるかご存じでしょうか。もし、スピーカーを交換してるならカタログなどで再生周波数を調べてみてください。

だいたい16cmぐらいのフロントスピーカーでの低音再生の限界は通常50Hzぐらいです。
まれに、カタログで35Hzと書かれているものもありますが実際にはそこまで
低い音は測定器で測ってみると出ていないのが現状です。もし出ていても、
特性的には使えそうな範囲ではありません。

あまり低い音を出すとドアの鉄板の振動が出てビビりが出たり、濁った低音が出たりしやすくなります。

カーオーディオの場合は一つのスピーカーの再生範囲はとても広いので
特に低音に負担をかけるよりも一番効率の良い範囲を使うことのほうが
音としてはきれいな音が再生できます。

つまり、低い低音域になればなるほどスピーカーの振動板の振動は大きくなりますから
低音をカットできれば細かい振動のほうが中心になり中域の振動は余分に
振動しなくるためきれな再生ができると考えていいでしょう。

フロントスピーカーの再生がしにくい低音を低音専用のウブウーハーに任せて
負担を軽くすれば低音も楽に再生できてワイドレンジな音が再生できます。

(サブウーハー使用例、サブウーハーの幅20~80Hz+フロントスピーカー80Hz以上)

なぜワイドレンジ(幅を持たせる)にすると得なことがあるのでしょうか。
フロントスピーカーだけで聞いてみてもあまり不足な感じを思ったことがない人も多いかと思いますが、CDに刻まれた情報は先ほど書いた、CDに記録されている再生範囲は20Hz~20000Hzですから情報の量を得ることでCD本来の音(正しい情報)が再生できることになります。

又、低音には音の土台となる基礎の音(基音)の成分が多く含まれています。
よく、倍音などと言われている音の成分があてはまります。

音の感じでは低音を追加しただけなのに豊かに感じて中域や高音(ツィーターの音)まで
随分情報が多くなって聞こえたりします。

これらから考えるとカーオーディオにとってはサブウーハーはあったほうがお得と考えていいと思いませんでしょうか。

ドカドカと目立つ低音の再生が街並みでみかけますがそれは使い方が間違っている使い方であり、サブウーハーはフロントスピーカーの延長の音なのだと思ってください。

貴方のシステムにもグレードアップを考えるなら、正しい使い方でサブウーハーを追加してみませんか。

では、また。


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