カーオーディオブログ

以前にモレルのスピーカーを購入されたお客様のグレードアップを紹介します。
今回取付したのはヘリックスのDSPアンプP-SIXとモレルの25cmサブウーハーULTIMO Ti SC -104です。
仕上がりはどうなるか?お楽しみに。


早速作業に取り掛かりますが今回の作業では取り付けられたスピーカー配線をと外して新たにグレードアップするスピーカー配線に交換したあと、バッテリーより電源線の取り回し、DSPアンプの置き台の制作、サブウーハーボックス制作、配線接続したあとにDSPの基本データー入力、本格的にサウンド調整とやることは山積みでした。かかった日数は6日間と思ったより時間かかってしまいました。

まずはDSPのメイン電源線から紹介します。
電源線はフェンダーから取り回すことにしました。左ドアを開けたところにめくらのグロメットがあります。これを利用して電源線を入れることにしました。
エンジンルームの左にバッテリーがあって、そこのフェンダー隙間から線を通してフェンダーカバーを外してドアのグロメットに線を引き込みました。

電源線はアカガネを使用、メインヒューズもアカガネ使いました。ケーブル保護にコルゲートチューブで保護しました。



メインの電源線は以前に取付したあった電源強化のエナジーボックスfeel(フィール)、ACPに接続します。安全のために分配のヒューズブロックを使い電源線を分配しました。ACPはエナジボックスのキャパシターの性能をフルに引き出すパーツで価格も11,800円とリーズナブル。現代のハイブリッド車、アイドルストップなど、電源制御車には絶対に不可欠なアイテムです。これで音の伸びが全く次元の違う世界を引き出します。


DSPを運転席シート下に設置とお客様から指定がありましたので電源線をシート下まではわします。その他交換したドアやツィーターの配線や、純正ナビから加工してスピーカー出力線、リモート電源としてACC電源も引き回ししました。


ナビからのスピーカー線はエムズラインさんから販売されているブレイムズのHQC-20GLのハイローコンバーターを使用しました。通常ならP-SIXのハイゲイン入力端子に接続すればよいのですが、以前にテストした結果このHQC-20GLのハイローコンバーターを使用したほうが音が良かったのそれ以来これを当店は使っています。HQC-20GLのハイローコンバーターがなぜ音が良いのかというとトランス方式を採用しているからです。DSPの内部では固定抵抗を使ってゲインを落としていますが抵抗よりトランスの対比によってゲインを落とすほうがノイズなどの影響やインピーダンスの影響を断ち切る事ができます。

アンプを設置する台を制作しました。シート下はまっすぐでなく下にはブリッド車用のバッテリーがあるので複雑な形をしています。この形に合わせてバーチ材で台を作りました。これには現車で形を合わせたりして半日以上はかかりました。結構大変でした。ガタツキもほぼありません。




オデセーハイブリッドDSPアンプ設置台の形ができたのでカーペット生地で仕上げて設置しました。アンプを設置して配線をつなぎました。間違えのないように気をつけてつなぎます。



DSPの上にシートを乗せるとギリギリでした。


DSPのあとはサブウーハーボックスの制作です。今回はローエンドの伸びを期待して少し容量が大きめにしました。板はもちろんバーチ材18mmです。MDFじゃゴミみたいな音しかでないので絶対に使わない。バーチ材の音質は音離れが最高!。キレ味が違います。一度使ったらMDFは使えないですよ。

仕上げを良くするためにビス穴はパテで埋めました。カーペ-ット生地で仕上げてモレルの25cmサブウーハーULTIMO Ti SC -104をつけたらウーハーは完成です。



ウーハーの設置はリアセカンドシート後ろに設置して外したいときは外せるようにコネクターをつけました。

以上で取付は完成です。ここまで取付作業して調整時間足らずでお客様が引取する日に調整することにしてその日は終了しました。

次の日、午前中営業時間より早く出てきて調整しようとしたら別のお客様が来店するなどて応対していたらオデッセーハイブリッドのお客様が来店され慌てて調整作業に入るとちょっとしたトラブルが発生。どうもおかしい。基本設定の間違なかったですが確認すると接続のミスがあり修正の必要がありました。DSPの配線をチェックしていると配線接続不良で配線を引っ張ると抜けました。慌てているとミスも多くなりがち。心を入れ替えてシートが付いている状態でつなごうとしても狭く無理!。

断念して仕方なくシートをもう一度取り外してスピーカー配線全部を確認するためスピーカー線を全部取り外してやり直ししました。P-SIXの端子はイモネジでこのイモネジが意外と曲者なのです。しっかりつけたと思っても浅く線が入っていると抜けることがあるのです。
時間が迫る中、もう一度チェックして音を出してDSPのセッティングをしました。マルチシステムに変更なのでクロスオーバーのカットを決めます。ツィターとミッドバスは約4KHzにセット、サブウーハーは無難に63Hzとセットしてみました。タイムアライメントを調整、全体のバランスを整えて数時間かかってセットしたのですがサブウーハーの存在感が薄い。DSPアンプP-SIXで1chで接続しているので入力でLRをモノラルで入力すると50%+50%の入力になります。2倍の入力が入れば理屈上2倍の出力は出せるのですが出力レベルを2~3db上げてもそれほど変わりませんでした。

そこでサブウーハー以外のチャンネルのゲインを下げることにしました。P-SIXのフロント出力が元々アリすぎなので下げても問題ありません。
80%、70%と下げて結構体感できるサブウーハーの音がでるようになりました。
お客様にもサウンドを確認頂いてエージングも兼ねてこれで良いとの返答頂き終了しました。時間がなくて本当に申し訳なかったです。すみませんでした。
音質的にはモレルのサウンドを引き出せていると思います。又、エージングが進んだら再調整もする予定です。
遠いところから来店して頂き本当に感謝申し上げます。又のご来店お待ちしております。

電源強化販売キャンペーンやります。

この記事でも紹介したエナジーボックスとACPの販売キャンペーンを行います。

今回のキャンペーン内容は値引きでなく取付するために必要な電源などのパーツ類をこちらでセットして販売します。ただし、エナジーボックスfeel+ACP、またはエナジーボックスASKA+ACPのセット価格に電源配線、ヒューズ類などが無料セットでの販売です。

エナジーボックスの効果は音量感が上がる、音離れがよくなり低音などの量感が増える。電源の流れが良くなることにより車の燃費もリッターあたり1~2Kmは伸びるなど効果はあります。取付した当店のお客様が体験されていますので間違いありません。

ナビの音質がよくなる理由は最近の車はアイドルストップによりナビの電源が落ちないようにDC-DCコンバーターなどで工夫されています。しかし、ナビが最低限動作できる電気しかなくてナビ自体が不安定なのです。音質は愕然と落ちていることに誰も気がついていません。
電源がかなり不安定になると音は悪くなります。特にUSBなどのデジタルの電源は弱くなり携帯USB接続やUSBの不安定で音が悪くなのです。
オーディオにとって昔から電源の強化騒がれてきました。しかし、ナビが主流になった今、忘れられています。

ナビで音質アップを確保したければエナジーボックスが必要なのです。

「え~。キャパシーターなら何でもいいじゃん。」いと思った甘ちゃんは素人の考え。

キャパシターは何でもいいのではなく、内部抵抗がより少ないものが良く、エナジーボックスは低抵抗でインピーダンスが少ないのでよりナビに電源供給しやすいため電解キャパシターより音が良くなるのです。

純正ナビなどであればエナジーボックスASKA+ACPのセットがおすすめです。パワーアンプやサブウーハーアンプ、チューンアップサブウーハーなどをつけているならエナジーボックスfeel+ACPセットがおすすめです。

エナジーボックスの価格ですが
エナジーボックスfeel+ACPセット 税込み価格 ¥100,760(配線込み)

エナジーボックスASKA+ACPのセット 税込み価格 ¥56,760(配線込み)

キャンペーン期間 8月10日まで

お取り付けは当店で行いますのでご安心ください。

あなたも電源強化で音質アップしてみませんか。


注文、お問い合わせはこちら

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