マツダ2スピーカー交換 ブルームーンオーデイオAX-165
マツダ2のスピーカー交換いたしましたのでレポートいたします。マツダ2の純正オーディオは音質が悪くとても聞けた音ではないことはマツダオーナーの方がよく言われる話です。純正オーディオも低音と高音の調整しかなく、ほとんどの人が音を思うようにできず不満を持ってしまうようです。
そこで音質を良くするためには2つの方法があります。まずは音質の良いスピーカーに交換する方法とDSPアンプで音質をコントロールして音をまとめて補正する方法があります。これ2つを同時にすれば理想なのですが、金額的に数十万かかってしまうのでどちらかになることが多いです。
ではどちらが良いのでしょうか。スピーカー交換すると何が変わるかというと圧倒的にスピーカー音質のグレードが上がるだけでなく情報量も多くなるのでまずはスピーカーを変えたいとなることが当店では多いです。
DSPアンプの場合だと何が変えられるのかというと一つは音質バランスを整えるころができます。細かなイコライザーを補正して好みの音質に作り上げることが可能です。もう一つはタイムアライメントを使って音感の補正、時間のズレを修正することで左右の音場感が整った音質を作り上げることができます。スピーカーだけ交換してもこの音場感の補正はできません。また純正オーディオが変な音作りをメーカーが最初から作っている場合はそのまま音がでてしまうので不自然になります。
つまり、スピーカー交換とDSPアンプをつけて完全に理想の音に作り上げることができるのです。しかし、DSPアンプだけでも軽く10万円ぐらいにはなるので躊躇する方は多い現状です。手始めにスピーカー交換して音質の格を上げてその後で不満が出たらDSPアンプを追加する順番が良いかと思います。
これからの車はヘッドユニットが交換できない車が更に増えてくるのでDSPアンプは買って置いても損はないアイテムですね。あなたもグレードアップを考えてみましょう。
マツダ2スピーカー交換
いつもマツダのやり方は同じなのですが、もし自分がマツダ2のオーナーとなったらこんな風に交換するんだ。と思って頂ければ幸いです。早速、デッドニングから開始します。
ドアトリム外しからです。まずはドアのウインドースイッチパネルを外しますがこれが中々うまく外れないんです。傷つかないようにして少しづつ外すのですがパネルの爪の引っ掛かり形状が悪く簡単には引っぱっても外れないことが多いです。特に寒い時期ははずしにくいです。プラスチックも固くなっているので無理にすると割れます。コツはありますが内緒!ごめんなんさい。(真似して壊してもいけないので)
写真はドアトリムを取り外して純正スピーカーがついている写真です。プラスチック製の軽いスピーカーです。ドアスピーカーはダッシュボードについているツィーターと繋がっています。
ここからスピーカーを外してサービス・ホールのパネルを外します。デッドニング材をドア内部より貼り付けします。
ほぼ全面に近いぐらい貼りました。低音をしっかり出すには貼り付けする量を考えなくてはいけません。ドアの鉄板が弱いと音が共鳴して濁ってしまいます。特に振動の多くなる低音域の音に耐えなければなりませんのでこのようにしっかりと貼る必要があります。スカスカに貼ったのでは意味はなくなりますから。
わかりにくかもしれませんがサービス・ホールパネルのデッドニングは制振材の吹付け塗料で厚みが出るまで吹付けして制振させています。それが乾いてから組み付けした写真です。
インナーバッフル制作とツィーターマウント制作
スピーカーはブルームンオーディオAX-165ですのでそれに合わせたインナーバッフルとツィーターマウント制作しました。インナーバッフルは厚みを計算してバーチ材で作って防水塗装を施します。インナーバッフルとツィーターマウントの制作時間だけで2日かかりました。
スピーカー配線通し
スピーカー配線通しをします。純正のツィーターと繋がっているため単独に配線する必要があります。純正配線を利用してしまうとAX-165のツィーターと純正のツィターが同時に音がでていまいますからそれを防止するには単独で配線する必要があります。ドア配線は簡単には通らないですので太い配線は無理でした。
ドアスピーカー取付
インナーバッフルは少し厚めのパッキンを付けます。なしの場合だと隙間ができて水漏れや音漏れの原因になるので必ず付けます。スピーカー付けたらシール材を付けてドアパネルを戻してドアの取付作業は完了です。
マツダ2ブルームーンオーディオAX-165ツィーター取付
先に作っておいたツィターマウントにブルームーンオーディオAX-165ツィーター取付してダッシュボードに取付しました。
パッシブクロスオーバーネットワーク取付
ブルームンーオーディオAX-165のパッシブクロスオーバーネットワーク取付は運転席シート下に付けました。今後グレードアップ(DSPアンプ追加)の可能性もあるので左右のパッシブクロスオーバーネットワークを一箇所にまとめました。今度グレードアップがし易いようにとの配慮です。
取付完成して
取付が完了したら音出しです。最初に取付の間違いがないか確認したり、配線の極性の間違いがないか確認します。もし間違っていた場合は外して配線を直します。その後、初期エージングしてデッドニングとスピーカーの音をなじませます。最低1時間ほど鳴らせば良い音に変化しました。
出来上がった音の少しバランスを取ってみることにしました。低音や高音のバランスをナビ側で調整したりパッシブクロスオーバーネットワークのほうでもツィーターレベルを下げたりして音のバランスをとりました。純正オーディオは無理に音作りしているせいか不自然な低音が強いです。ですので少し下げてみて音のバランスを取りました。
お客様は純正スピーカーとは断然違う音、グレードアップした音に一様、満足しておられました。
追記
中古サブウーハーあります。
モレルのカーボンサブウーハーULTIMO Ti SC104(ウーハのみ標準小売価格¥118,000-)箱付きで中古品がでました。
当店のお客様が以前に取付してあったものですが売って欲しいとの事でお預かりしております。
ハイエンドウーハーなので音質はもちろんのこと。グレードアップにはサブウーハーは欠かせません。一度サブウーハーのある音を聴いたら元には戻れませんよ。音の厚みや音場感の雰囲気もガラリと良くなるので必要なアイテムの一つです。
お客様の販売希望額はウーハーと箱セットで10万円だそうです。当店の儲けは一切ありませんのでお買い得です。一様、ウーハーのみ売ることも可能だと聞いておりますが箱がないと音はだせないのでこのまま完璧なチューニングを済ませた箱付きで購入をおすすめします。この機会をお見逃しなく!。ご連絡お待ちしております。
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