2020年式新型スバルアウトバック デッドニングとスピーカー交換
カーオーディオブログ
2020年式新型スバルアウトバック
2020年式新型スバルアウトバックのデッドニングとスピーカー交換しましたのでレポートしたいと思います。お客様は隣近県の方です。
信用できるショップを探していたとろ、スバルの加工が多い当店を選んでくれたようです。最初に心配されたのが2020年式新型スバルアウトバックになってからは純正のオーディオが大幅に変わってしまったことで交換は全くできないオーディオがついている事です。これによってどういうふうに音作りできるのかが問題となりました。また、トヨタのようにドア内部に安全上のセンサーがついているらしくデッドニングはできるのか？と問い合わせがありました。過去、何台かセンサー付きの車はデッドニングしていますが現在のところトラブルは発生してません。しかしこれもお客様の承認の元で行っていることですので、真似されて何かあっても責任は持てませんので自己責任ということであくまでも参考として見て頂ければ幸いです。また、量販店などではスピーカーの交換を断っているとの話も聞きます。
取付するスピーカー・HIBRID62 MARKⅡ
取付するスピーカーはモレルのHIBRID62 MARKⅡです。4月より価格が上がってしまいましたがお客様はスピーカーだけ３月中に先に買って置かれたので10%お安く手に入れることができました。価格も1８万円超える高級機ですので音質にもかなり期待が持てます。取付してお渡しまでに１週間の作業です。では早速作業に入りましょう。
純正のドアトリム外し
ドアトリムを外しますと楕円の6×９のスピーカーが付いていました。サービス・ホールはプラスチックカバーが付いています。さてどのように加工するのかというと内部はいつもと変わらぬようにして制振材を貼り付けてカバーを利用しつつ仕上げることにしました。
2020年式新型スバルアウトバックドア
デッドニング
ドア内部に制振材を貼り付けします。内部の全面に近いぐらい貼り付けしました。全面でなくてもいい理由は強度を確認しながら貼っている事です。どのくらいの量をどこに貼ればいいのかを見極めて量を調整しているのです。一般的にネットなどで手に入る市販のデッドニング材料は私の場合、性能に対して信用していないので使っておりません。長年にわたって研究してきた中である意味特別な材料を使用しています。一般的にほぼ手に入ることはないです。（レジェンドレックスは使っていません。）
2020年式新型スバルアウトバックデッドニング
サービス・ホールの加工
サービスホールはプラスチックパネルがついているのでこれをそのまま使いました。隙間の穴があるのでそこに少し補強として制振材で補強してサービス・ホールを埋めました。パネルっもそのままつけると隙間が出るのでシール材を貼っておきました。
パネルはプラスチックの泣きが出るので制振材で全体的に貼って補強します。
2020年式新型スバルアウトバック・サービス・ホールカバーの加工
2020年式新型スバルアウトバック・サービス・ホール加工
2020年式新型スバルアウトバック・インナーバッフル製作
インナーバッフルの製作はバーチ材を何枚か重ねわせて接着して作ります。バッフルを止めるネジ穴が完全にドアと密着するように2mmぐらいのザグリ入れたりスピーカーがバッフルと一体化するように落とし込みの加工したりしています。排圧が逃しやすいようにラウンド加工もして結構、凝った作りとなっています。もちろん防水対策も万全です。木に水が浸透しないように何度も塗料を染み込ませて表面はツルツルの状態まで仕上げています。このインナーバッフル完成までに２日の時間がかかっています。
2020年式新型スバルアウトバック・インナーバッフル製作
2020年式新型スバルアウトバック・インナーバッフル製作
2020年式新型スバルアウトバック・インナーバッフル製作
スピーカー配線とインナーバッフル取付
スピーカーの配線は実はデッドニングの最中に先に済ませておきました。純正ドアの配線を今回は利用しますのでインとアウトの２本をドアの配線に引き込んでいます。インナーバッフルは純正のビスで固定しました。
スピーカー配線とインナーバッフル取付
2020年式新型スバルアウトバック・インナーバッフル取付
ブルームーンオーディオAX-165ミッドバス取付
インナーバッフルにHIBRID62 MARKⅡのミッドバスをねじで固定してバッフルの形に合わせてシール材を貼り付けしています。密着度が上がるのでより良い音になりますね。
2020年式新型スバルアウトバック・HIBRID62 MARKⅡミッドバス取付
ブルームーンオーディオAX-165ミッドバス取付ツィーターマウント製作
HIBRID62 MARKⅡツィーターマウント製作
HIBRID62 MARKⅡミッドバス取付ツィーターマウント製作ですがバーチ材を重ねて製作。背面は球状に削って取付座面は大きくして安定するように作りました。スバルの純正ツィーター位置は網目状なのでそこに付けるにはある程度の面積が必要です。面積あ小さいとすぐに両面テープが剥がれてしまうことがあるので大きくした訳です。できたマウントにツィーターを埋め込んでダッシュボードへ固定しました。
2020年式新型スバルアウトバック・HIBRID62 MARKⅡ取付ツィーター取付
スピーカー配線とパッシブクロスオーバーネットワーク取付
スピーカー配線を運転席シート下にまとめてパッシブクロスオーバーネットワーク取付ました。これには理由があって将来DSPアンプを取付する場合に配線をしやすくしておく為です。配線を一箇所にまとめて置けばDSPアンプの取付費用が安くできます。また運転席のシート下にした理由があってDSPアンプのメイン電源をバッ直した場合には運転席のほうに配線引き込みできる箇所が一箇所あります。これはありがたい事です。最近の車は純正以外何も付けるな！と言わんばかりに車が作られているので面白くないです。多少自分なりのカスタマイズできたほうが楽しいですから。
スピーカー配線とパッシブクロスオーバーネットワーク取付
取付作業が終わって
取付に関しては詳しくお伝えできたと思います。取付が終わって１～2時間のエージングを済ませました。出ている音のバランスの良さはさすがHIBRID62 MARKⅡはすばらしいです。ただ、純正オーディオなので調整に関しては乏しいです。タイムアライメントもないので定位に関しては甘いですし、低音の出過ぎだったりしています。多分スバルが音に関して何か手を加えている感じがしました。それでもHIBRID62 MARKⅡはかなり気持ちの良い音を出しています。今後、お客様が余裕できたらDSPアンプの取付を予定したようでした。この後エナジーボッックスのBTセットも付けてくれました。当店をご利用頂きありがとうございました。
追記
オーディオにはあまり関係ない話ですが、5月は税金の嵐ですね。固定資産税、自動車税が大量にきました。私の場合、建物４軒分、（母屋、小屋、メッセ、リアン他にもあり）田畑の地面、車４台などがあり何十万も来ます。土地は先祖が得たもので永久に支払い続ける税金には困ります。（本当はいらない田畑や、山です。）これの支払いにあたふたしてやっと払い終えたのですが、払えずにいると督促状だけでなく罰金がきますので絶対になんとかしないといけませんでした。私も経営してるが一様、会社員なのでサラリーマンと同じで収入、月10数万円とあまり無いのになんでこんなに払わないといけないか！と腹が立ってきます。儲けている人から取ってくれと言いたいです。しかも５月に集中するのはなんとかできないないのかと思います。確かに固定資産税は年４回に分割もできないわけでもない（一部分割にしています）のですが、国の税金巻き上げには問題があり過ぎだと思います。車に関する税金は多重税ですし、車は田舎にとって生活の一部です。都会は自動車無くても困らないですが田舎では車も持っていないと生活もできないのに税金の塊にして贅沢品扱いにされています。また税金は一般財源化してしまっていて国の収入源になっています。自動車に関する税をもっと緩和してほしいと思いませんか。これでは都会と公平差がなく地方者はいつまでたっても苦しいままです。
５月は連休もあって仕事も少なくとても苦しかった。更に６月も暇な状態が続いています。現在、２台の予約はあるがスケジュールは空いております。音を良くしたいと思われる方はご相談ください。
前回の告知でモレルのサブウーハーはまだ売れ残っております。サブウーハー箱付きで１０万円です。お客様のお預かり品なので当店の利益は一切ございませんので現金にて引き渡しとなります。ご連絡お待ちしております。
