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カーオーディオの良い音の基準とはどんなものでしょうか?。
この事を考えてみたいと思います。

カーオーディオだけでなく普段いろいろなCD、DVD、ipotなどで
音楽を聞いていると思います。

そこで音質にこだわりを持ていると意識したことがあると思った人は
世の中で以外にも少ないのではないかと思われます。

これはどんな音が本当に良い音なのかを比較したことがない事
ではないでしょうか。

つまり、お手本となるような良い音(リファレンス)をほとんど
聞いたことがないので今、自分の聞いているカーオーディオ
の音が本当に良い音なのかどうかが判断できないということ
ではないでしょうか。

では、リファレンスになる音とはどんなものでしょうか。

普段、私たちの耳に入ってくる音は自然の音か擬似的に作られた
音の2つがあります。
そして擬似的な音にはテレビやなどから入ってくる作られた音です。

もっとも良い音のお手本は自然界の音です。
車の騒音などはうるさいのですが、これとは別に自然に発生する音
には心地良いものはたくさんあります。

たとえば海に行って波の音が心地良く感じたことは誰でもあると
思いますが、この音を騒音だと感じる人はあまりないと思います。
又、他に山でやっほーと言ってやまびこを騒音だとは感じませんね。

なぜそう感じるのでしょうか。

多分、残響が関係していると思われます。
残響は自然に減衰します。やまびこのエコーがそのいい例です。

カーオーディオも適度な自然な形で減衰すれば心地良いはずなのですが
車という限られた部屋の環境では部屋が小さすぎて音がでると反射
(輻射)する音が発生していまいます。

この反射音が正当な音とかさなり合うと音のピーク、異常な音の
ディップを生じてしまい正しい音が伝わりにくくなる現象がおきます。

カーオーディオは良い音を作るために、非常に条件の悪い環境を
利用して、それに負けず機材や、取り付けや調整で理論的に作らなければいけません。

こう考えると、カーオーディオは音が良くならないんじゃないかと思いますが
もう少し、深く考えてみましょう。


では、オーディオの音、全体はどんなものかというと

オーディオの音(ステレオ)は機材を通して録音し又、元に戻す
プロセスを踏んだ音がオーディオの音、擬似的に作られた音です。

そして、このオーディオの音はリアルな音は作れても本物には
絶対になりませんが、良い音の例を挙げるなら
高級ホームオーディオの音が挙げられます。

なぜならば、高級ホームオーディオはできる限り、リアルな音を
追求している事があげられます。

オーディオ的、リアルな音とはフラットで耳ざわりでなく音もきれいですので自然です。
いやらしく感じないのが特徴で音にやさしさもあります。

こういう擬似的に再現したオーディオの音でも心地良く感じる音、
そういう音こそ、カーオーディオのお手本となる音だと思います。
カーオーディオでも自然に聞こえるとかリアルな音だったり感じる
ことができればそのカーオーディオが良い音の証拠となります。

あまり高級ホームオーディオの音を聞く機会がないと思いますが
聞く機会を作って自分の感動する音を見つけて
自分のカーオーディオやカーナビに生かしてみてください。


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