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カーオーディオのゲインとは何ぞやと思われる方にちょと教えます。

ゲイン調整とはアンプの入力感度調整、つまり入力ボリュームをCDやナビなどのヘッドユニットの出力に合わせてアンプに適正な音量をマッチングさせる事です。
なぜ、そのような事が必要になるのでしょうか。
もし、アンプに過小な信号が入っているのではアンプ出力が大きくてもアンプの出力効率が悪くなってしまいます。

又、その反対に過大な信号が入ってしまう状態では歪んだ信号が入るとしたら音質が悪いことぐらいは創造できるでしょう。
その他、左右の出力レベルが違っていたらどうでしょうか。

いくらタイムアライメントを調整してもきっちり定位を出すことはできません。

ホームオーディオだって左右が物凄く違っていたらおかしな音になってしまいます。

こう言った状態ではアンプ本来の性能が発揮できませんよね。

だから、アンプを持っているなら最初にきっちり調整して万全にしておく必要があるのです

アンプのゲインの調整はこんな場合に特に必要です。

・マルチチャンネルを構築していたりすると、各チャンネルの出力レベルがそれぞれ違っていると定位が定まらずタイムを調整してもピッタリ定位ができずなんとなくフォーカスが甘くなる。そのおかげで周波数特性が悪くなり、イコライザー調整が多く調整が必要となってしまう。

・デジタルだからと言って、ヘッドユニット、プロセッサー側でレベルダウン調整をしていると、特にツィ-ターの感度が悪くなりクオリティの高い高音が再生できなくなる恐れがある。又、オルタネーターノイズが乗り易くなってしまい、ノイズトラブルに巻き込まれやすくなります。

・ミッドバスのレベルダウンしているとダイナミックな音質が出ず、なんとなくパワー感が物足りないと感じてしまう。

以上のように、こんなトラブルに遭遇するのです。

音質が以前から悪いと思っていたことが、もしかしたら基本的なアンプのゲイン調整だけで改善したなんて事になるかもしれません。

私も昔過去に同じ体験をしています。カロッツエリアXだから調整はどうにでもなると勝手に思い込んでしたことが恥ずかしながらありました。これは大きな間違いでした。

アンプのゲインを確実に0.1v単位まできっちり追い込んだときの定位の気持ち良さはなんとも言えません。それより、後のタイムアライメントなどの調整が簡単にぴたりと決まるのには関心しました。

プロでも音楽を聴きながら勘で調整するような、いい加減な調整ではとても音が合うなってことは無理でしょう。0.1Vの音は耳ではわからないですから。

アンプのゲインの調整って難しいのか?と思うかもしれません。

ちょっとしたツールがあれば、それほどでもないので調整は難しくありません。何度かチャレンジしてコツをつかんでしまえば数分で終わります。慣れない内はわかりにくいかもしれません。

そこで、当方が販売している調整マニュアルと調整専用CDが非常に役に立つという事です。できなくても、サポートがあるので積極的に聞いてください。自分がわかるまでサポートしますので安心です。

お知らせ

カーオーディオアンプ入力ゲイン調整マニュアルを少し変更し、v1.7付属CDも変更になりました。

内容は基本的に変わってはいませんが、CDに収めてある信号をゲイン調整専用としテストできる信号を増やしてあります。

1KHz、8KHz共、-20dbまで収録、スポット信号31バンド分、ピンクノイズ各4種のみとなっています。

その他の信号、ウエイブ+パルス信号、スイープモノラル、ステレオ信号はオプションとしてサポートページよりダウンロードできる形にしました。

カーオーディオゲイン調整マニュアルお買い上げの方で新しい調整CDだけほしいという方はCDのみ販売致します。お問い合わせにて注文ください。


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