2014年を振り返って
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2015年が始まりましたが昨年を少し振り返ってみようと思います。
2014年は1月の4日から始まり非常に忙しい毎日が続きました。そして春になり私にとって非常に悲しい出来事がおきました。最愛の息子を亡くした事でした。今でも時折、切なく悲しむ事は少なくありません。28日は命日であり毎月お墓参りもするようになりました。
![吉田和司](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/669892b8950efd737c48532f6f056c4a.jpg)
そして、6月のカーオーディオのコンテスト、ヨーロピアンカーオーディオコンテストでは、チームスタディオメッセとしてお客様の力を借りて大きな成果が出せました。賞を7個も頂く成果でした。
![ヨーロピアンカーオーディオコンテスト結果](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/52edc529e043cde2cedb75f8e177061a.jpg)
それからは、更にカーオーディオの取り付け作業も忙しく、作業効率が上がらずご迷惑をお掛けして数ヶ月は大きな作業も多かったです。カーオーディオのシステムも複雑になるとそれなりの取り付け覚悟は要ります。取り付けの大変さは倍増し調整も複雑になります。
特に取り付けが大変だった車の一台がコンテストで優勝したアコードの大幅なカーオーディオシステム変更でオーナー様からの高い要望に答える事が難しかった。
スピーカー、アンプをPHASSに交換しサブウーハーを25cmに作り替えた。DSPをヘリックスの最新DSPプロセッサーHELIX DSP PROへシステムアップを心みた。将来、カーオーディオでハイレゾにチャレンジする時に備えたHELIX DSP PROだが今回の取り付けではしばらく様子見の状態です。
![DSPプロセッサーHELIX DSP PRO](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/4123abde3c812acbf52586f3331ce438.jpg)
巨大なツィーターのファスAT58。レーザポインターを使って角度も相当、吟味して出来上がりの表現力を求める取り付けとなった。
![ファスAT58](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/198eef4f4c0f462bb88e2a1914e07acb.jpg)
![ツィーター焦点ポイント](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/7d6fe5541f935286267003ac85d70777.jpg)
防振と補強にも随分と手間のかかった作業であったアコードのサブウーハー。お客様の要望で見えないところににもレザー仕上げとなりこだわりを見せる取り付けでした。
![ファスウーハー](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/e52be3428eb05670b51ccf535577ab96.jpg)
狭いスペースに複雑な取り付けが大変だったファスのアンプとDSP+ARCAUDIO ALD Limited
![ファスのアンプとDSP+ARCAUDIO ALD Limited](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/afe1812ca8e7e9d3988bcc43844f6639.jpg)
仕上がりはアンプカバーが付きます。シンプルだがとても複雑な構成でゲイン調整も敏感なので非常に難しいファスのアンプ。ちょっとしたダイヤルでも敏感に反応し良くも悪くもなる。これだけ付けて一ヶ月以上にも及ぶ取り付けで他の車を待たしてご迷惑おかけしました。取り付けできない車もあり本当にすみませんでした。
![ファスのアンプとDSP+ARCAUDIO ALD Limited](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/867a520d9cee176995a0250c038e273c.jpg)
そして、もう一台のデモカーとも言えるような車。フォルクスワーゲンのシロッコ。
![シロッコオーディオ](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/c96b69e4e13ef9c7d14e4291214a1449.jpg)
ブラックスのアンプからファスのAクラスアンプRE2.65に載せ替えで5台も取り付けられるのか心配でした。
又、ず太い配線の交換で車すべてを解体しての配線のやり変えは物凄く大変でした。配線はすべてOFCからPCOCCへ。
![ファスのAクラスアンプRE2.65](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/4f600f84b2392b761dd2430009d692c7.jpg)
PHASSのホームページに掲載されました。
![ファスのAクラスアンプRE2.65](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/4a2f75dcf2efa8b56132521f24f63f0d.jpg)
そして、ツィーターとミッドレンジの取り付けでは2週間もかかる大掛かりな作業で年末まであと少しとなってしまいました。取り付けにはレ-ザーポインターで究極の合わせがとても難しかった。垂直水平が出にくく、まるで測量するかのレベルで水平と垂直方向を出し、スピーカーの軸を左右で揃えるのは大変な作業です。
![シロッコツィーター測量](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/62a5d1a74b6af215395cf6845f86898e.jpg)
スピーカーはブラックスでミッドレンジはコーン型に変更した。このためミッドレンジスピーカーのバックチャンバーは大きく作る必要があってかなり大掛かりになってしまったが視界は以前の縦に取り付けしている前方はより見やすくなった。
![シロッコツィーターマウント焦点](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/354103fabf43e0121d80978aa839f970.jpg)
![シロッコツィーターマウント焦点](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/2c19a93e815b896b627b3386c690db92.jpg)
![シロッコツィーターとミッドレンジ](https://www.studio-messe.com/archives/001/201912/fae90c42c35471c5ae312b9d8bc6009b.jpg)
年末に追われ調整も完全でなく時間がなくなってしまった。これ又、ご迷惑おかけしていますが、今後はスーパーサウンドになることは間違いない。ただ、電源事情が厳しい。
この車も又、構想から半月、取り付けは1っヶ月以上にもなる大掛かりな作業でした。年末までは何かと忙しかった。正月はおとなしくして、いようと思った。
ブログのアップ回数も少なくなってしまって申し訳ありませんでした。2014年はおかげ様で勉強の年でした。カーオーディオの電源の考え方から配線方法について大きく変化がありました。デッドニングの方法も材料の変化でグレードが上がり、一環して取り付けから調整までよりシビアに求められる事が私にとっても勉強になった事です。これも又、熱心なオーディオファンのお陰です。本当にありがとうございます。
当店は価値観を優先します。お金の金額でなく貴方の満足度を提供したいんです。ですから、たとえドアスピーカー交換だけであっても大切な作業の一つなんです。如何に音をよく出来るかが最近は忘れている方も多いのではないでしょうか。
2015年年明けて、1日2日と大雪で除雪に追われゆっくりもしていられなかった。6日より新年の作業開始。
1月の中頃までは去年のバックオーダーをこなしている。
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