DYNAUDIO Esotan236 40周年記念モデル・スバルレボーグ・スピーカー交換
カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ
スバルレボーグのスピーカー交換です。今回取付したのは価格を抑えたモデルで音質が非常に良いDYNAUDIO Esotan236 40周年記念モデルです。
店舗のDYNAUDIOのデモ視聴され気に入って頂きましたので購入して頂きました。
早速取付レポートしていきます。
レボーグのドアトリム外し
レボーグのドアトリムは外します。外し方はかんたんでドアレバーの隠しネジと取っ手部分のネジを外してドアクリップを外すとかんたんに外れます。ドアトリム外すと防水のビニールが付いています。スピーカーと防水シートを取り外してデッドニングをします。
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レボーグのデッドニング
レボーグのデッドニングはサービスホールが大きいので制振材が貼りやすいです。いつものように全面的に貼っていきますがスバルは標準でも制振材が少し貼ってあるので全体の強度とバランスみながら貼り付けしました。
レボーグのインナーバッフル作成
レボーグの純正スピーカーは傾斜したスピーカーなので、これに合わせたインナーバッフルを作成する必要があります。
バーチ材でベースとなる台座と傾斜したリングを作り張り合わせて作成しました。
当店はスバル車の取付が多いのでこのような変形した形も作成できます。
バッフルの形が出来上がったあとに防水塗装を施しました。
一番水のかかりやすい部分には念入りにシール材を塗り込んで経年変化にも対応しております。
乾いたらドアに取付します。
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ドアスピーカー取付
DYNAUDIO Esotan236のウーハーを取付します。ネジで取付したあとにドアトリムとの空間がでるのでシール材で隙間を埋めました。
スバル車で傾斜したスピーカーが付いている場合、ドアトリムとの密着が悪い車が多いので付けたスピーカーの状態によってはこのような対策を取ることがあります。当然室内への音抜けもよくなります。
ドアトリムは元通りにして次にツイーターの取付です。
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DYNAUDIO Esotan 236 ツィーター取付
DYNAUDIO Esotan236ツィーターは取付のマウントが付属しませんので制作しました。
バーチ材で削り出してスエードの黒色を貼って仕上げてダッシュマントへ取付しました。
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スピーカーの配線
ドアスピーカーとツィーター配線はパッシブネットワークに接続しなければなりません。ナビはスバル純正のサウンドナビですのでナビと接続してパッシブネットワークからウーハーツィーターと分配します。パッシブネットワークはシート下に設置しました。ツィーターの音圧レベルも変更できます。
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完成と音質調整
DYNAUDIO Esotan236の取付が終わってスピーカーを鳴らしてサウンドチェックです。まず極性の間違いがないかチェックして確認できたらエージングをかけます。
音楽が低音から高音までワイドに収録されているCDを使います。約1時間ほど鳴らすと濁りなどが消えて素直なDYNAUDIO Esotan236のサウンドが聴けるようになりました。
音質調整は純正ナビなので厳密なタイムアライメント調整はできなかったです。調整カードがあればできるのですがお客様は持っていなかったので調整でいる項目とイコライザーの修正をほんのわずかに使ってフラット感のあるサウンドに仕上げました。
スバル純正サウンドナビのタイムアライメントが調整できなくてもディラー側で車種を選択してタイムアライメントがセットされているので一様、不要です。
厳密に調整するには調整画面でリセットかけて音質調整の初期化が必要になります。通常一般的には触らないほうがいいかと思います。
出来上がったサウンドはディナウディオらしく深みがあって高域にパキィとした伸びがあって非常に音がいいです。
お客様も満足して頂き今後のエージングにも期待が持てます。
ご購入頂きありがとうございました。またのご来店お待ちしております。