スバルBZR(86)BLAMスピーカー取り付け
カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ
スバルBZRにスピーカー取付のご依頼受けましたのでレポートします。
お客様は県内の方です。店頭にてデモボードやデモカーを聴いて頂き、その中でBLAMの165.85が気に入り取付することになりました。ブラムのLIVEシリーズ165.85は高域の抜けのよいスピーカーです。安価でありながらコストパフォーマンスが高いのが良いです。
今回はヘッドユニット、カーナビは純正のままでスピーカー交換だけでどこまで音質を良く出来るかが最大のポイントですから、しっかとしたデッドニング、スピーカーの取付方にも少しこだわり作製することにしました。また、配線もナノテック・システムズのスピーカー線を使います。
では早速取付るとしましょうか。
ドアトリムの取り外しからですね。トリム外すと防水用のナイロンを剥がしますがついているブチルがうまく取れずで手が真っ黒になりながらきれいに外しました。
ブチルはシールはがしで拭き取りきれいになりました。
インナーバッフルを先に作ることにしました。板をカットしてクランプでしっかりと貼り合わせて作っていきます。形はトヨタの一般的なインナーバッフルと同じ形です。
塗装して防水処理をして仕上げました。
ここからがデッドニングです。ドア内部にブチル系の制振材を少し多めに貼っていきます。サービスホールが小さめなので手が入りにくく奥のほうまで貼るのがちょっと厄介でした。また、2ドアなので多く貼りすぎるとドアが重くなりすぎると負担がかかりますのでどのくらい貼るのかを見極めが大事となってきます。
中を貼り込んだらサービスホールを制振材で埋めていきます。いつもの材料カスケードです。スピーカーバッフルも付けてます。スピーカー配線もドアに引き込んでおきました。
ドアスピーカー取付です。写真がぶれてしまいました。
ドアトリムを元に戻してドアは完成です。ここまでやってもう4日目です。時間経つのが早いです。
ツィーター取付はセットパケージに付属のマウントを使って取付します。が、今回つけようとしたらお客様からもっとシカッリ付けれるように土台を作って欲しいと連絡があり土台を作って取付しました。
配線を完成させます。ナビを一度外して配線をスピーカーのクロスオーバーネットワークにダイレクト配線できるように加工します。純正スピーカー配線のつながっていつ所を探して配線加工しました。純正ナビは電源落としてしまうとセキュリティが働きパスワード入れないと動きませんから電源落とさず加工しました。余分に接触しようもんなら壊す可能性がありますので慎重に配線加工します。
パッシブクロスオーバーネットワークはシート下へ取付しました。
配線作業も完了すればすぐに音出しできるようになりました。
調整は少しエージングして調整に入りましたが純正ナビで音を整える機能がイコライザーぐらいしかないので設定されている余分な機能はなくして基本だけにしました。それで特性をチェックしてみるとほぼフラットな特性を得ることができました。また、音場感のフォーカスもほぼ真ん中で定位していて左右バランスを好みによって少し触る程度でイコライザーもわずか2~3ポイントのみ味付け程度で満足のいく結果となりました。
お客様が車取りに来て頂き早速、音のチェックされて降りて来られたときには「思っていたより鳴るもんですね。ディスプレイで鳴っていたより、車だから劣るもんだと思っていました。それよりもしっかりと鳴っていることに驚きました。この店で良かった。」とコメント頂きました。
(私)「いや、こちらこそ数ある店の中、選んで頂き本当にありがとうございまた。」
最近は純正ナビやあまり凝らないのが増えておりますが、スピーカーだけでもシカッリとつければ満足のいく音が出せるのです。高価な機材に頼らなくても基本を大事にしたいですね。
ps
現在、作業ピットのほうは空いておりますのですぐにスピーカー交換などできます。また、ドラレコなどやエンジンスターター取付も受けておりますのでお気軽におご相談ください。