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ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50をジャンラインアンドパートナーズさんから試聴品をお借りすることができましたので試聴も兼ねてお知らせしたと思います。

以前に発売されいていたDSP8の存在は8チャネンルの小型アンプで非常に音質がよく、高いレベルで優秀でしたがメーカーの販売が終了してしまい修理などのサポートも受けることができなくなりました。

その後で販売されたDSPアンプがこのPS8-50です。アンプのパワーが50Wとなりブリッジ接続もできるようになりました。又、ラインの入力も8チャネンルありますが、基本はフロント、リアー、サブ2chの6チャンネルが基本構成となっております。入力レベルはハイレベル、RCA入力も対応しています。さらにPSC コントローラを追加すれば、光デジタル入力のボリュームコントロールができます。(EQセッティングや各項目をリモートコントロール可能)光入力はハイレゾ音源にも対応しています。これ一台でフロント、リアー、サブウーハー、マルチチャンネルまで様々なシステム構築にカバーできる優れたDSPアンプとなっています。


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール

PCでの調整画面では8チャンネルの入力をコンロールする画面があり入力をミックスする項目はあります。

ここでの画面は入力された信号をどのチャンネルに出力するかを決めたり、他のチャンネルをミックスしたり、入力の信号を下げたり上げたりできます。つまり合成された信号だとオーバー入力になることがあるのでマイナスにして半分ぐらいの入力に抑えることでオーバー入力を避けることができます。画面の操作が複雑なので理解は難しいです。


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツールMIX画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツールMIX画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50コントールできる基本構は8チャンネルのタイムアライメント(ディレイ方式)、クロスオーバーネットワーク、イコライザー、アウトプット出力コントロール、トーン・コントロール(LOW、MID、HI)などがあり、レベルインジケーターにより調整したものがクリップしているかもわかるようになっています。

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール タムアライメント画面


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 タイムアライメント調整画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 タイムアライメント調整画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 タイムアライメント調整画面ではディレイ方式なのですがDelay Unitsの項目を選べばミリメーターセカンドや時間ミリセカンド、ほかインチやフィートなど自分の調整したい項目を選べます。又、各チャンネルの位相反転もチェック項目に✓を入れるだけで反転ができます。一番右側のスライドで全体のマスターボリュームを調整できます。又、DSP8でできなかったグループ化もできます。グループ化してサブウーハーのディレイに合わす事ができるので使いやすくなっています。

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール クロスオーバーネットワーク画面


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 クロスオーバーネットワーク調整画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 クロスオーバーネットワーク調整画面

PS8-50 クロスオーバーネットワーク調整画面ではスピーカーのカットする周波数を決めますが7つのフィルターを選択する事ができます。一般的によく使われるバターワースや、リンクウィッツ、ベッセルなどのほかに選択できます。視覚的には数値しかないのでイメージしにくいかもしれませんが自分が調整に慣れているものを使ったほうがわかりやすいと思います。チェンネルは左のSpeker1Spekerを選べば同時にフルター、ハイパスやローパスがセットできます。単独でのセットも可能のようで2チヤンネルづつ画面は表示されます。

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール Settinngs画面


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール Settinngs画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール Settinngs画面

セッティング画面で各チャンネルのリネームやスピーカーの詳細なセットができ左のほうではアンプの立ち上がりディレイ時間やプリアウトしたディレイ時間などあります。英語表記なのでわからない項目もあるのですが重要な項目としてはリネームとスピーカーのロード、オーム数、Levelsでの温度アンプの温度管理がありアンプの異常動作かがわかりやすくなっているのでチェックできます。

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール イコライザー調整画面


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール イコライザー画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール イコライザー画面

イコライザー調整画面では各チャンネルに応じて31バンドの調整ですがハイレゾに対応しているのを意識して31バンドプラス6バンドで26000Hzまで調整可能の37バンドになっています。調整にはチャンネルおチェック項目にチェックを入れるか全体をまとめて調整するにはLink All Channelにチェックを入れれば全体をまとめて調整できます。又、もっと詳細な調整画面を出すことができます。右上にAdvancedにチェック入れるとパラメットリックイコライザーとして調整画面がでてきます。ここまで細かいと何がなんだかわからなくなりそうです。

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール アウトプット調整画面


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール アウトプット調整画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール アウトプット調整画面

アウトプット調整画面では全体をまとめて出力レベルを調整できます。グループ化すればグループにしたチャンネルが同時にレベル調整できます。一番右側の大きなスライドで全体のマスターボリュームが調整できます。フェーダー機能もあるので全体の前後や左右のレベルをまとめて調整もできるので便利です。

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール イコライザー調整画面


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール イコライザー調整画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール イコライザー調整画面

イコライザー調整画面では31バンドイコライザープラス6バンドの37バンドイコライザーとなっています。21000Hzから26000Hzがプラスされています。調整するには調整したい各チャンネルのチェックを入れます。一括して全体を調整したい場合はLink All Channelsにチェック入れます。又、詳細モードとして右上のAdvancedにチェックいれるとパラメトリックイコラザーの詳細なセッティング画面が現れます。 細かすぎて何がなんだかわからなくなりそうです。

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール ファームウエアー画面


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール ファームウエアー画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール ファームウエアー画面

ファームウエアー画面ではバージョンのアップデートができます。新品の場合などはこの画面よりファームウエアをダウンロードしてアップデートします。これをやらないとPCでの操作ができない、反映されないばかりか音も出せません。又、PCがネット接続できていないと動作できません。セッティングされたデーターのバックアップは絶対に必要なこととアップデートする前にスピーカー端子を外しておかないとアップデートされた場合にフルパスで出力されるデフォルト状態になる可能性があります。スピーカーを壊さない為にも注意が必要です。

その他インプット側の補正もできます。12バンドのパラメトリックイコライザー装備しているので自動車メーカーの癖のある音質をフラット化もできます。


ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール インプットイコライザー画面

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50 PCコントロールツール インプットイコライザー画面

調整にはそれ相当の知識が必要です。

かなり細かな調整ができるARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50のPCコントロールツールですが、ソフトウエアが英語表記なのでわからないところには全く手が出せません。今まで触ってきたDSPの調整ではなんとなく理解できていましたので問題なかったのですが、これは下手に触るとほんとにやばいです。触る前にちゃんと理解しておかないと間違って操作してしまうとスピーカーを壊してしまう可能性があります。素人が手を出してシステムを壊しても誰も面倒みてくれませんから簡単に思って絶対に触らないでほしいです。

詳細なセッティングをうまくできれば最強のDSPアンプだと思います。DSPアンプ本体以外に別売のPSCコントローラを使えば光デジタルのボリュームだけでなく調整のコントロールもできてしまうようです。詳細は本国の紹介ページのリンク貼っておきましたのでクリックしてみてください。

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50音質試聴

肝心の音質を試聴してみました。今回はクロスオーバーやタイムアライメント、イコライザーを触らずフルパスでストレートな音質を聴いてみることにしました。音質はアークオーディオならではのしっかりしたハリのある音質で低音の痩せた感じなどは全く感じない。骨格のあるピラミッドバランスであり音楽性のあるとても良い音でした。DSP8で感じていたバランスをもっとパワーアップした感じで音楽が楽しいです。

多分、市場最強のDSPアンプである事は間違いないと思いました。難点があるとすればPCでの調整が難しそうと思える事。使いこなせれば素晴らしい音楽が楽しめると思います。それとデジタル入力が光なのでUSB出力のポータブルプレーヤーを繋ごうとすればUSBーDACなどで変換が必要です。おすすめなのがifiオーディオのi Link DDコンバーター希望小売価格 \50,600(税抜価格\46,000)http://www.ms-line.co.jp/ifi_audio.html ちょっとお高めな値段ですが音質にこだわればこれかなと思います。当店でも取り扱っています。


本国 ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50紹介ページ
本国 ARCAUDIO(アークオーディオ)PSC コントローラ

ARCAUDIO(アークオーディオ)PS8-50の可能性と音質試聴をご紹介しました。
しばらくはお借りする予定でいますのでアンプの音質の試聴(フルパス)はできるようにしますので是非ご来店ください。

販売価格についてはARCAUDIO取り扱い販売店様にお問い合わせください。現在は本体価格が約20万円(税込み)ほどですが、円安の影響も受けている現在ですので今後は、かなりの価格アップになるかもしれませんので欲しいと思う方はお早めに!ご注文ください。購入の際はエナジーボックスのキャパシターPoint2プラスACPもセットで購入をお忘れなく購入ください。

追記

11月の取付予定は空いておりますので、ご依頼お待ちしております。
自分の車の音に疑問を持ったら、カーオーディオ無料診断もご利用ください。

中古品情報


DSP8中古品 良品です。

DSP8中古品 良品です。

お客様の預かり品ですがDSP8を売って欲しいとのことで預かっております。
6チャンネル入力の8チャンネルアンプDSPアンプです。このアンプ一台でサブウーハーまでドライブできる優れもののDSPアンプで非常に小型で、約幅180mm、奥行き100mm、高さ35mm程度ですので設置場所に困らないサイズとなっています。音質は極めて優秀なDSPアンプです。購入を考えていて試聴したい方は試聴できるように致しますのでご検討お願いします。
価格は5万円どの希望です。配線は短くなっておりますが加工して長くもできますのでご安心ください。8チャンネルアンプ出力のカプラーのオリジナル配線加工もできますので取付時にご希望に合わせることはできます。又、動作が正常であるかは確認済みですので安心してお使いになれます。是非、お問い合わせお待ちしております。


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