トヨタプリウス30系サウンドナビNR-300PREMI+ブルームーンオーディオAX165取付レポート
カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ
トヨタのプリウス30系にサウンドナビNR-300PREMIとブルームーンオーディオAX-165取付しましたので完全公開レポートいたします。
お客様は関西よりのご依頼です。取付するならシンプルで音が良いと考えてサウンドナビプラスフロントスピーカーの組み合わせだけでクオリティの高い音を狙います。
早速、作業開始です。
ドアから開始です。ドアトリムを外すと別のスピーカーがついておりました。バッフルも作ってあったのですがあまりにも雑な取付で唖然としました。バッフルは適当にねじで止めてありました。そこで正規の穴にリベット止めナットをつけました。
アウター側のドアにデッドニングを行います。制振材の貼り付けですが今回はブルムーンオーディオAX165でサブウーハーが無くても十分に耐える音を出すため多めに制振材を貼りました。プリウスはドアの鉄板が結構弱く強度不足のため適当に制振すると効果が発揮しません。
スピーカー取付回りの適当に空いた穴はあとで制振材にて隠しました。
サービスホールもきれいに塞ぎます。デッドニングはこれで十分な強度を得ることができました。
バッフルですがいつもより少し凝った取付方法になりました。そのワケはインナーで取付なのですがドアトリム側の余裕なあまりなくスピーカーのエッジの出っ張りやフレームの厚みなどの問題があってスピーカーの厚みとエッジの厚み分を落とし込んで作りドアトリムとの完全な密着を目的としたバッフルの形状に作り込みました。写真ではわかりにくいかもしれません。
ドアにバッフル固定とミッドバスを取付します。配線はナノテクのHIーOFC使用しました。
スピーカーがつくとこんな感じです。エッジが出っ張らない形です。通常の倍の手間かけてしまいちょっと凝りすぎたかな?と思いながら音が良くなる事が目標ですから今回は仕方がないです。
ドアトリムにも少し制振や工夫をしてドアトリム戻してドアは完成です。
ツィーターの取付ですがブルームーンオーディオのAX165のツィーターには取付マウントが付属していません。そこで取付用のカップをバーチ材で作りピラーへつけることにしました。元はダッシュにでも置き型でつけるこもりでしたがオーナーさんがDVDのライブなどを臨場感のある音で聴きたいとの話を聞いたのでピラーへ取付して広がる音場を目指した取付方法にしたほうが良いと考えて取付してみました。
角度的には少し広がる方向としました。
スピーカーの取付っしゃ以上であとはサウンドナビNR-MZ300PREMIを取付キットを使って取付しました。
簡単な基本セッティングを済ませて初期エージングをします。1~2時間行って本調整に入りましたが音がどんどん変わっていくのでセッティングに時間がかかりましたが納得のいくセッティグができました。しかし、お客さんに渡したあともっと変化していくと思われますが悪い方向でなく出なかった音の情報が増していく感じになると思います。
完成したことをお客様へ連絡して取りに来ていただきました。音の仕上がりは十分で低音から広域にかけてバランスの良い音になったことを実感して頂き引き渡ししました。
あとでメールもらったのですが、低音の量感やローエンドの音の情報もアップして鳴らしこんでいくともっと音質が良くななったとの報告を受けました。「やばい音だ」そうです。「取付する人がまともだとナビとフロントスピーカーだけでもこんなにならすことができるのですね」とのお言葉頂戴しました。ハイエンドばかりがカーオーディオの世界でない。しっかりとした取付と調整技でハイエンドをしのぐサウンドにすることは可能なのです。
次世代サウンド構築は今までのやり方じゃダメ。20年も前と同じ取付方や調整をしていたのでは化石の世界と同じです。進化するカーオーディオの考え方。それが当店のやり方なのです。金をつぎ込めばいいってもんじゃないです。
カーオーディオにお困りの方がありましたらご相談ください。ご来店お持ちしております。
今回の取付作業は関西の方で以前にカーオーディオのサウンド調整をされたが調整した音が大変良かったとのことで知り合いの方をご紹介して頂きました。大変ありがとうございました。感謝申し上げます。