カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ

前回に引き続きトヨタオーリスのカーオーディオグレードアッップ作戦のアウタードア加工が完成しました。

何枚ものMDFとシナ合板を重ねてドアと隙間無くして作りこみました。仕上げはエクセーヌで仕上げました。スピーカー保護のネットもつけて完成写真アップしておきます。

ついでにドアのパネルの裏側にはカスケードのコットンベースアブソーバーで隙間無く詰め込んで余分な空気層を無くしました。




CDデッキのDEH-P01はおみせできるようなものではないですが、グローブボックスに取付しました。今は仮付けのようなものだと思っています。どこかにきれいに収める場所ができればそのうち取付直したいですね。

さて、肝心のサウンドのほうはどうなのかというと、前に測定した結果と、さほど変わらない感じでネットワークとタイムアライメントを標準的にいれて測定してみたところほぼフラットな特性を得ていました。結果のグラフを乗せておきます。



この時のクロスオーバーポイントは3KHz、カットスロープ-18db、ツイターのレベルは-1dbでした。
少し音を聞きながら調整します。低音での左右のズレが少しありましたので補正しました。315Hz~630Hzにかけて4dbぐらいまでで補正と高音域8KHzの補正しました。この8KHzはツィターの癖らしく少しうるさく感じたので自然になるよう調整しました。又、10KHz以上の音を少し上げることで音のレンジ感を出しておきました。

全体のバランスができてきたところでもう一度、サウンドをチェックしてみるとつまらない感じの音が聞こえました。
これは、元々、サウンドモニターのスピーカーが素直な音で解像度が思ったほど高くありませんから、カットスロープをきつくしたりクロスオーバーポイントに無理をかけると元々持っている良いサウンドが死んでしまいます。

そこで、クロスポイントの見直しとカットスロープをやり直してみました。音を良く聴ききながら探ってみるとクロスオーバーポイントは高めのほうが素直です。

そこで5KHzまでにして聴いてみてきました。カットスロープはミッドレンジのスロープをゆるくしてみると音場が下がってしまってあまり良くない感じだったので-18dbカットスロープにしてツィターのカットの仕方で音のバランスを探ります。変則的にツィーターは-12dbでカットしました。このほうがこのスピーカーにとってツィターの情報量が多く感じます。但し、位相が回り込むので位相のコントロールが必要でした。

調整はこんな感じですが音の調整には半日かかり完成しました。今後はアンプを追加したいとの聞いていますが今後どんな音に変化していくのか楽しみですね。まだ、やるべきことがたくさんあるカーオーディオですので今後、期待の車と思っています。

では、又レポートします。


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