カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ

カーオーディオ修理が入って作業してるところなのですがやり直しの為、まくってみてびっくり、これがショップのやる事なのかと呆然としてしまいます。購入は量販店のJの付く店で買ったとか。



今回、紹介するカーオーディオの車はレガシーワゴン、トミカイラ仕様のめずらしい車ですが、以前に紹介しトヨタのオーリスの友人であり、オーリスオーナーの彼が、付いているカーオディオ、「これは直したほうがいいよ。」と友人を説得し紹介してくれた大切なお客様です。

以下どのようになっていたのか説明していきましょう。

トランク部分にはウーハーがついていました。後部シートすぐ後ろにアンプ類の機材が付いています。

作業の為、ウーハーをアはずしてみようと箱を持ち上げようとすると、ウ-ハーボックスではありません。単に箱らしきものを作って板がのっているだけでした。しかも、ウーハー用のアンプとDEH-P01のプロセッサーが固定もされておらず、ただそこに置いてあるだけです。箱はホームセンターで買った198円と書かれたタグが貼ったやわらかい板を簡単に組んでありました。ウーハーボックスの板としては適していません。浮き文字なんかいりません。せっかくの広いトランクが台無しです。邪魔!。

板や箱に意味のない防振材をところどころに貼ってあったりします。吸音材も今は建築で使われるような吸音材は10年以上も前からこのような物は使いません。



この取り付けに ただ、唖然とするだけ。ショックです。



本当にオーディオの事を何も知らない人が作業をしたというのがはっきりわかります。



箱がのっているといえどもウ-ハーの音圧からすれば空気はもれますのでまともな低音はでません。しかもボックスの厚さが薄すぎます。よくアリアンテを付けている方に多く見られる傾向ですが、ウーハーが薄いのでボックスを薄くできると勘違いしています。



ウーハーの音を良くしたいなら薄い箱は作ってはいけません。

なぜならば、箱が薄いとウーハーの背面から出た音はすぐに跳ね返ってウーハーに戻り、干渉して音を悪くしてしまうからです。スピーカーの背面の音は自然に吸収すべきが理想です。



ホームオーディオをよく観察してみてください。

普通のスピーカーもそれなりの対比で箱が設計されており奥行きはとても重要とされているのです。

だからウーハーボックスを作るときは奥行きを深く作ったほうが音が良いのです。



もう一台のアンプや分配ヒューズ、アースブロックなども全部固定はされていませんでした。悪くはないがケンウッドのナビだけが両面テープで貼り付けされていました。



ボンネットを開いて見ました。

HKSのアーシングキットが付いていましたがあまり効果のあるところに配線が落ちていません。カーオーディオのメイン電源ケーブル4ゲージの先端をたぐってみるとわけのわからないブレーカーが付いていましたが固定されていません。両面テープがはがれ落ち垂れ下がっていました。

カーオーディオ用のブレーカーは推薦できません。

ブレーカーはヒューズに比べて抵抗が高く電圧がドロップするのです。メンテナンスは楽かもしれませんが推薦できるものではありません。接点がつながった時に内部でスパークして接点が駄目になる現象がおきてわからず、昔、ブレーカーを使用して散々な目にあったことがあるので信用していません。目で確認できるヒューズが安全と思っています。



あまり嘆いていても始まりませんのでエンジン回りから手をつけます。せっかく付いているアーシングキットをはずしてしまうのはもったいないので電源の強化も含めてわたしなりにアーシングをやり直ししました。

シンプルにバッテリーと車体に平均になるようにアースポイントを落としました。予算があれば燃費と音の向上できるCell Exert Module(CPM)を使ってやりたい。

ぜんぜん見た目も違うでしょう。バッテリー周りがすっきりしました。

次に取り付けてある機材もはずして配線全部、やり直しします。

Dプレヤーの電源強化にブレイムスのキャパシター中古をいれます。CDの安定とノイズ対策でもあります。ブレイムのキャパシターを電気的抵抗低減と配線直出しにするためちょっと改造します。

全部の配線をはずしたところでカロッツエリアの光ケーブル標準品を研磨し直しました。普通購入したものでも悪くはありませんがはずして拡大ルーペでみると光の端面がきれいになっていないことが多く、デジタルのジッター、歪を出しやすくなりますので音が悪くなります。そこで研磨し直して音質を向上させようということです。小さな積み重ねこそカーオーディオの音質向上となります。

※注意 カロッツエリア専用の光ケーブル加工キットがないとできませんので素人は光ケーブルを分解しないでください。



配線類を配線してトランクにあったナビ本体を運転席シート下に移動しました。

ナビのモニターも不安定についていたのでマウントを作って取り付け直しです。パテとMDFで台を作ります。

きのうまでの作業はここまでです。



アンプ類をスペアタイヤ部分に収納してトランクのスペースを広く使えるようにします。又、作業が進んだら報告します。



PS:お問い合わせをよく頂くのですが燃費と音の向上できるCell Exert Module(CPM)モニターはまだ継続しています。ほしい方は当方へ注文と表してメールしてください。購入方法をご案内します。


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