カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ

前回に引き続きトミカイラー仕様のレガシーワゴンのカーオーディオ修正レポートです。

作業はモニター取付の仕上げをしていきます。オンダッシュモニターの金具と作ったモニターの台を一体化させてスエード仕上げで奇麗に仕上げます。オンダッシュ取付でも違和感なく見えるのでカッコイイです。

ドアにも手を入れてみる事にしました。一様、デッドニングはされていましたがどうも気になる音がでていたのでまくってみました。



ミッドバスは10cmと小さいのでドアパネルスピーカー穴のほうが大きく、スピーカーとドアパネルの密着が悪く音が漏れていますのでいつも使っているウエーブキャンセラーのシール材をスピーカー周りに貼りつけしてドアを元に戻しました。

取付してあったサブウーハーはあまりにもお粗末だったのでしっかりしたサブウーハーボックスを制作しました。

コストダウンを図ろうと思い、以前に同じ型のレガシーワゴン用に使っていたボックスをリメイクして小型にし、アリアンテ用にリメイクしました。

容積は約、18L弱(吸音材を含まず)でメーカー推薦の17Lに近い数値としまいした。少し大き目にして調整しようと思ったので外見の大きさも小さくできてちょうどいいサイズにできました。

リメイク中の写真ご覧ください。

箱を約半分にカット新しく穴を開け直してウーハーのとめるネジをスタッドボルトにして、受け側を鬼目ナットを付けます。側面に新しく型に合わしたMDFを貼りつけして箱は完成です。

仕上げはカーペット仕上げで内部に吸音材をしっかり入れます。内部での定在波を和らぐことができます。

作りなおしてみてコストダウンになったのはMDFぐらいだけでしょうか。作業時間はかえって新品作るより時間がかかってしまいました。でもいいか!。いい音さえでれば誰も文句は出まい。



アンプ類はスペアタイヤ部分に収納用のボードを取付てアンプ類を付けました。

レガシーワゴンの標準のトランクの蓋をつれば今までなかったような広い使えるトランクができました。

調整はいつものようにまず最初にアンプの入力ゲイン調整をやります。

ゲインをアンプに合わせてレスポンスを探ってみると-10dbからのスタートが良かったのでテスト信号を-10dbで歪のないように合わせました。

そのあとツイターのゲインも特性から判断し、程度に下げることにしました。なぜこのようにしたのかというとスピーカーの能力が把握していない為に探りながらの調整だった為です。外部アンプがある場合の音質向上、第一歩はこの入力ゲイン調整が基礎になります。(詳しく知りたい方は当方販売のマニュアルお買い求め頂くこともできます。ホームぺージご覧ください。)



その次に問題だったのがイクリプスのスピーカーのクロスポイントでした。

ミッドバスは10cmと小さく、ミッドハイというかツィターというのかAピーラーに取付してあったスピーカーのクロスポイントがどこが良いのか随分、悩みました。なぜかというとツィーターの帯域が広くどこでも取れるのです。

特性が測ってみると結構フラットでつながりもどこの帯域でも取れる感じでした。



一様、いくつかのメモリを作ってみて音楽などを聞いてみることにして1.25kHzから3kHzまでの間で決める事にしました。聞いてみるとミッドバスの美味しい音とツィーターが無理しない音で奇麗な音を探して最終、2.5kHzに決定しました。



イコライザーで最終の調整を入れます。もちろんいつものようにピンクノイズで右下がりのフラット特性です。結果の特性を載せておきます。

特性はアイドリングでのエンジンノイズも含んで、実用的に近い状態として調整しましたが、レガシーのようなマフラーの音が低音がドドドと音がでたたり、している場合は、ピンクノイズでの測定がリアルタイム計測できるので結果が良いようです。一度お試しください。





以上、こんな感じで仕上がりました。

お客さんも大喜びで笑顔いっぱいで私を紹介してくれたオーリスの友人に感謝をしていました。



今後、このカーオーディオにグレードアップ加えるならケーブル交換がいいですね。モンスターケーブルよりよりハイエンドなナノテックnano3のRCAケーブルやスピーカーケーブルに交換して情報量を稼ぐともっと気持ちの良い音が楽しめるでしょう。光ケーブルも音質の良い物に交換もグレードアップにつながります。



作業をしながら不思議だったことは、なぜこんなにシステム機材がバラバラなのか不思議でなりませんでした。本人に聞いてみたら店にお任せしたシステムだったそうです。



うちじゃこんなに統一感のないシステムはお客さんに絶対には勧めません。

お客様がどんな音が聞きたいのか、音の方向性はどなるのかを商品を決めている段階で、私の頭の中で出来上がりの音が見えていますから無駄な買い物をさせません。



多分、私が思ったのはもしかしたら売った店側の不良在庫をうまく整理した(売りつけた)という感じだと思ったのです。

店頭で買う場合や、ネットで買う場合も貴方の頭でどんな音にしたいのか、はっきりとしたコンセプトをを持って買ってください。



では、長くなりましたので又書きます。



次は、CR-Z! う~大変そうです。悲しい(泣き)


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