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前回に引き続きオデッセーのドアを完成させ、調整に入ります。

システムの確認をしてみます。



ヘッドユニットはアルパインのナビ、アンプはロックフォードの4チャンネルアンプでフロントスピ-カーのツイーターとミッドバスを鳴らします。

ウーハーはキッカーの8インチでケンウッドの2チャンネルアンプでドライブです。



ナビの機能のタイムアライメントをフルに使用したいのでネットワークはダイヤモンドの標準純正品を使いますがツィーターをリアー出力だけに接続し、ミッドバスはフロント出力でフルパスという変則的な使い方です。

本来ならミッドバスにコイルをかまして周波数をカットしたいところですがとりあえずやってみることにしました。



最初にアンプのゲイン調整をし、各スピーカー位相のチェックをした後にフロントのみのタイムアライメントを調整します。

アルパインのナビの歪限界をウエイブテスターで調べてみるとボリューム位置29で歪始めます。30では完全に歪んでいますのでボリューム位置28これ以上で使用はできません。

アンプ通して29の位置では波形の上側では正常なのですが下側で歪が発生しましたのでボリューム位置28で調整しました。



アルパインのナビのタイムアライメント調整はカロッツエリアと逆の動きをします。カロッツエリアなら右を基準として調整したりしますがアルパインは左を基準として数値を入力していきます。

タイムアライメントも通常ならツィーターとミッドの同タイミングを取るところなのですがミッドバスがフルパスなのでツィーターの周波数帯域と重なる為、幾分か高域で下側に引っ張られる傾向がみられましたのでハース効果を狙って少しツィーターの方へタイムミングをずらしました。





基本的な調整ができたところで確認をします。

音のセンターフォーカスチェック、左右それぞれの定位の確認してみると良好です。



試しにフロントのツィーターとミッドバスだけを測定してみる事にしました。ウーハーをのち組み合わせする為、ミッドバスのハイパスフィルターを63Hzで-6dbのフィルターをかけています。以下の結果です。

結果はまずまずです。この時点で所々ピークポイントや周波数の浮き沈みがありますが全体としては悪いほうではありません。

4KHzのピークはツィーターのネットワークは4KHzのクロスですがミッドがフルパスの為、重なってピークがでているようです。



ついでに確認する為にツィーターとウーハーを測定してみました。

ツィーターは元々4KHzにピークの特性を持っていることがわかりました。

ウーハー単体ではうまく再生できているようです。(63Hz-18dbのカットスロープ。)



音楽を聴いてみるとうるさいく聞こえますが定位に関しては悪くなっていないので後はイコライーザーで調整することにしました。



アルパインのナビのイコラーザー調整はパラメトリックイコラーザーなのでQの調整がちょっと面倒です。うまく使うにはQの設定を1で緩やかに使ったほうが音質がきれいになることが多くあります。特性を確認しながらQとバンドを移動させて特性を調整しました。

ツィーターは元々4KHzにピークの特性を持っていることがわかりました。

ウーハー単体ではうまく再生できているようです。(63Hz-18dbのカットスロープ。)



音楽を聴いてみるとうるさいく聞こえますが定位に関しては悪くなっていないので後はイコライーザーで調整することにしました。



アルパインのナビのイコラーザー調整はパラメトリックイコラーザーなのでQの調整がちょっと面倒です。うまく使うにはQの設定を1で緩やかに使ったほうが音質がきれいになることが多くあります。特性を確認しながらQとバンドを移動させて特性を調整しました。


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