カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ

FOCALの新発売のスピーカーP165V15、カロッツェリアDEH-P970も一緒にをスズキのアルトラパンに取り付けします。


フォーカルP165V15

お客様は富山県から当店のお客様からご紹介頂き取り付けすることになりました。今までは純正カーオーディオで音が悪いと不満を持っていたそうですが、どうして良いかわからずにいたところ、いつも来てくれるお客様へ話をしたところ当店へご紹介頂きました。

取り付けするスピーカーやCDプレヤーなどはお任せだったのですが、きれいな高音が出るFOCALで定番とも言える165V30の価格を抑えた新発売のスピーカーP165V15を選択しました。ヘッドユニットはポーターブルメディア再生プレーヤとしてカロッツェリアDEH-P970も一緒につけます。DEH-P970は携帯電話のハンズフリーもできるので便利さと音質をマルチでコントロールところがいいヘッドユニットです。

取り付け作業はデッドニングとインナーバッフルを作りスピーカーを取り付けしました。インナーバッフルはもちろんバーチ材です。18mmのバーチ材1枚で取り付け出来るので簡単でした。固定には板側にはつめ付きナットを埋め込んで鉄板側からボルトで固定しました。


ラパンデッドニング

ラパンスピーカー交換 フォーカルP165V15

ツィーターマウントを作製しました。付属のフラッシュマウントを使用します。傾斜マウントも付属しているので簡単に取り付けしても良かったのですが見た目と予算が十分にあったので手間を惜しまず作りました。


ラパンフォーカルP165V15ツィーターマウント作製

ラパンフォーカルP165V15ツィーターマウント作製

ピラーへ色を合わせてアルカンターラの生地を貼りました。


ラパンフォーカルP165V15ツィーター取付

スピーカーが取り付け終わったところで純正CDプレーターを取り外して、パネル交換とカロッツェリアDEH-P970、小物ケースをつけました。


ラパンCDプレーヤー交換

ラパンCDプレーヤー交換DEH-P970

小物ケース裏スミに穴を開けてUSBケーブルを出しました。カロッツェリアDEH-P970はUSB端子が2個ありますのでメモリにたっぷりに曲をたくさん入れて置くと長時間再生できるので便利です。

ひと通りできたところで音だしチェックです。位相チェッカーでスピーカーの結線間違いがないかチェックして問題なし。気合いれて調整スルゾ!と思ったのですがお客様が何度も調整に来店されるのは大変だと思ったので先に簡単にならせる状態にして慣らしを半日ぐらい十分に行いました。あれこれやっていたら時間がなくなって次の日に調整を行いました。

いつものようにタイムアライメントを探るようにあれこれテストしながらセットしました。当たり前に今までの説明書に書いてある調整方法ではまったく音の悪い方向へ音が作られてしまいます。

最近はタイムアライメントを一度測って決めてから音だししてクロスオーバーを決めるのですが、特性を測ってその後でタイムアライメントを入れ直しする事が多くあります。

それはクロスバーバーカットによって周波数帯域とクロスカットのスロープ選択によって微調整が必要な事が多いからです。フォーカスを鮮明にして、さらに周波数の位相特性を見ながらイコイラザーなしでもフラットな特性へできる限り近づける為です。

簡単にまねのできない調整方法なので当店へご来店された方にしかわかりませんが、調整された方は「まるで音が違う。同じシステムだとは思えない。今まで間違っていたのか?」と質問をされることが良くあります。

さて、肝心の特性なのですが、数時間格闘して作ってみた特性がこれです。イコライザーはかかっていません。


ラパン音質特性

ミッドバスとツィーターのクロスオーバーは3KHz付近でDEH-P970の内臓アンプによるマルチ接続。
何だそれほどでもないじゃないかと思われるかもしれません。車の車室によって左右される特性でもあるのでなんとも言えませんが調整で重視したところはクロスオーバー付近のフラット化でした。

このフォーカルP165V15あちょっと癖があるのかもしれません。ミッドバスに1.25Hzにピークがあってそのあとの特性は自然に下がっていきます。高音域では素直な傾向だと思いますがミッドの中音に癖がなければもっといいのですが・・。仕方がないですのでイコライザーでうるさくない程度に修正することにしました。

ツィーターは優秀でレンジも思ったり広く使いやすい思いました。16KHz~20KHzが跳ね上がった特性はPS165のツィーターと同じ特性で高音の透明感が出やすい特性です人の耳では20KHzは音楽としてわかりにくい帯域ですが感覚的には高音の透明感を感じやすい帯域もでもあります。ここが出せているのはfocalの特徴なのかもしれません。良く高音にうるさい人は好む特性だと思います。

特性を見ながら最低限のイコライザーで修正しましたが実際に音楽を聴くと不自然な部分もあったので試聴しながら決めました。やっているうちに音もまだ変わるようなので、もう一度は数ヶ月後に調整したいと思います。以上でラパンの取り付けは終了です。



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