カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ

金沢からのお客様でモビリオスパイクにモレルのハイブリッド、6インチミッドバスとツィーター、スプリーモの販売特約店セットHybrid 65SP-Activeを取り付けを致しましたのでレポートしたいと思います。

お客様は自作でパイオニアのスピ-カーとDEH-P01、アンプがちょっと古いステッグのQMOS75×4チャンネルアンプのセットでシステムを組んでおられました。デッドニングは友人がカーオーディオマニアらしくその人に行って貰っていたのですが調整がわからず、オートチュニングされていたのですが、いまひとつでご相談に当店へ来られたのがきっかけでした。

話をしながら、私が少しお試しで調整を行って、その日は帰って行ったのですが、その結果が物凄く良かったらしく、私が本腰を入れて取り付けと調整を行ったらどうなるのだろうと大変興味深く思ってくれたようです。
そういう事から自分の好みのスピーカーを選択してもらいモレルのHybrid 65SP-Activeを取り付ける事になりました。
ご本人の要望は熱く、ドアでウーハーなしでもガッツリ鳴らしたいとの事でした。さらに欲望が加わり、スピーカーケーブルやラインケーブルに至るまでナノテックのハイエンドモデルを選択する事に。後の結果はどななることやら!。

早速作業かかりたいと思います。
ドアトリムをはずして自作で行ったデッドニングを確認しました。
やはり、適当であった事や防振材の浮きなどが多くあってたくさんの材料がもったいなく使われていました。
自作を批判するわけでもないのですが、自作の場合は、誰でも、どのくらいの量と張り方が適度なのか?、経験が少ない為、ほとんどがやり直す事が多いのが現状です。ご本人に手伝ってもらってはずした残骸がこれ↓



ブチル系の材料だったのですが以外にも簡単にはぐれました。
はがした後に残った粘着のカスをきれいに掃除しました。左写真作業前、右写真アフター後。




カスケードのNEW V-MAXでドアの隅々まで貼りこんでいきます。今回はローエンドの限界に挑みますのでドアもガッツリ細工します。



作業途中写真でわかりにくいですが、スピーカーホールの拡大(エアソーで切って淵を塗装しています。)、サイドインパクトビームまで補強しています。サービスホールの穴埋めはカスケードのVB2HDを使用しました。カスケードのVB2HDは通常のVB2よりダンピング効果が非常に高い素材ですのでドア全体に貼りこみしなくても十分な効果があります。



インナーバッフルの作製はバーチ材を使って少し変形したベースバッフルに丸いスペーサーを重ねて作りました。ベースバッフル15mm、スペーサー9mmでちょうど良い厚さでモレルのハイブリッド6インチが収まります。 ベースバッフルをドアにガッツリ取り付けするネジ止用に鬼目ナットと埋め込みました。上のドア写真ではインなーバッフルがきっちりついているのがおわかりでしょうか。



スピーカーを取り付けしてドアトリムにも細工します。吸音材を適度に詰め込んで貼り付けしました。自作で適当にやっても効果はあるが、材料の選択やどのくらいの量を貼り込むかや貼りこみ場所は経験が物語りますので素人は難しいでしょう。ただ、何でもやればいいってもんじゃありません。




ドアは元に戻して完成です。純正のドアをアウターにしていないので外見はノーマルです。

ツィーターマウントの作製をしました。スプリーモはマウントが付いてこないので作製が必要です。予算もギリギリ限界なので、取り付けしたときの見た目も配慮して最小限のサイズで作ることにしました。バーチ材を何枚かサンドしてて削り出しました。音にこだわると木の響きも、ツィータでも重要と考えています。



エクセーヌのスエードを貼ってピラーに取り付けしました。



モレルのスピーカーの取り付けはこれで完成です。

DEH-P01 CDデッキ専用にオリジナルの電源リレーキットを組み込みしてCDプレーヤーの安定を図りました。CDの裏にはナビなどの多くの配線がありましたが別電源化することで音質のアップを狙います。



配線作業でもう一つグレードアップしたのがRCAケーブルとプラグです。
RCAケーブルはナノテックG.S#201nano3(m/5985円)片側2mで4本のケーブル(全8m)をRCAプラグフルテックFP-110(G)(4本セット8900円)で2ペア分を作製しました。スピーカーラインもナノテックSP#79MK4をバイワイヤリングにて配線してあります。

この組み合わせで音質はデモボードで慣らしを行い確認しましたが正に情報量は大変多く、音楽のバックのエコーまでも聞こえました。恐ろしいほどの解像度が達成。
ご本人が音を確認してもらったところ感想の一言は、「これは卑怯な音だ。ケーブルでこんなに音が代わるなって知らなかった。ケーブルで音が変わらないという人は何かがおかしいだろう。」と言っておりました。

さて、調整に入る前に軽く鳴らし用に調整して聞いてみることに。こうして完成したホンダモビリオスパイクのモレルのサウンドは凄かった。 何もしなくても十分聴けるサウンドに仕上がっていたからです。作りこみの良さは十分にこの時点で確認できました。

とりあえず鳴らしを3時間行って、休ませたあとに数時間にわたっていろいろと慣らしを行って本格的にタイムアライメントを入れてネットワークの設定を入れてみました。クロスを探ってみてスピーカーが無理のない部分でクロスオーバーを設定しました。スプリーモは-12dbでスロープ、ミッドバスは-18dbでスロープさせました。今回はミッドバスはツィーターとの位相から-18dbを選択しました。



特性はイコライザーが入っておらずゲインの調整もまだできていない状態ですがツィーターとミッドバスのつながりはとても優秀な事がわかると思います。又、低音のローエンドもデッドニングの効果でモレルハイブリッドの限界35HZを超えている特性を示しています。

最終の調整は無駄にイコライザーで押さえ込まないで調整しました。2個の特性を作っりました。1個はフラットな音作りで以下の特性ですが、22Hz付近のピークはノイズだと思われますがスペック以上に低音N低い音が再生されているのが音で確認できましたがミッドバスの負担を下げるためにも20Hzで-6dbでローカットかけました。このほうがミッドバスの中音がきれいに聞こえました。



2個目の調整はいろんな音楽をかけて試聴した感じでイコライザーに最小必要とした調整をしました。情報量を求めるとこの方が良かったです。

以上、作業は終了です。

お客様に車をあ渡すと、創造以上に出来が良いとお褒めを頂きました。今後はアンプが古いので慎重に選んでもっとハイエンドにするのだそうです。期待できますね!。

お知らせ

ゴールデンウイークのお休みなんですが1日~5日までにしようと思っております。お休み中はゴールデン田植えで忙しく休みはありません。(子供のころからですのでゴールデンウイークはありません。悲しいですね。)「やすみて~!。」とぼやきたいです。

カオーディオの取り付け作業のほうは、ようやくペースを取り戻してきましたのでどんどん車を入庫していきますので作業の依頼の方はご相談ください。今月は現在、ラパンにMAXIMO取り付け、その次の週は三重のお客様の予定ですが、まだ決定できていませんが入る可能性が高いです。5月6日より作業する車が1台、その次の週に1台となっております。
あくまでも予定ですのでお客様の都合で変更もありますのでカーオーディオの取り付け状況はお問い合わせください。

ブログ更新について一言。
読んでくれている皆様、本当に感謝申し上げます。よく、3日ぐらいで更新してほしいという要望をお聞きします。私もそうしたいのですが、このブログ書くのに2~3時間ぐらいかかって書いています。内容を酷したい。みんなの為になってほしいと思うからここまで書いています。作業をできるだけ早くして車をお客様へ渡したいとの気持ちから中々書けないでいます。毎日クリックして確認してもらって大変申し訳ない気持ちで一杯です。本当にごめんなさい。でも、がんばって続けて書いていきますので、又、見てくださいね。よろしくお願いします。


カーオーディオブログ

カーオーディオ取付作業レポート

カテゴリーリスト

ピックアップ

石川県加賀市大聖寺下福田町38-1
STUDIO-MESSE(スタディオメッセ)
TEL 0761-72-5030
定休日 毎週月曜日
営業時間午後11時~6時