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ランクル80のドアボードの作製続編です。
VifaVM565MW、VifaVM565MRの板を何枚も張り合わせる究極のこだわりのボード作りを写真でご覧ください。
ミッドレンジ用のスペーサーは約4枚ほどバーチ材を重ね合わせて傾斜したスペーサーを作りました。
のちにパテで整形するのですが今回はパテの量を少なくしてできる限り、木質系の自然な響きの音質を大事にしたいと考えての作業です。ポケット部分はMDFボードの5mmを2枚重ねとしました。これには理由があってバーチ材の5mmが手に入らない事と軽量化をする為です。質量的にはバーチ材のほうが重いのではないでしょうか。




複雑な形状の部分もバーチ材重ね、整形を繰り返す途方もない作業となりました




重ね合わした板をきれいに整形するとようやく全体の姿が見えてきました。ここまで作るのに役2週間かかりました。これにグレーのアルカンターラを貼ればドアボードの作製は完成です。




仕上げはアルカンターラのグレーを張りました。ドアトリムに取り付けします。



ドアトリムを車に戻して取り付けしてミッドバスもつけます。ドアの完成です。




ツィーターのマウントの作製です。vifaVM565TWツィーターはAピーラーに取り付けするのですが、Aピラーの純正パネルはとても薄く立体的な形ではありません。強度的にも弱いと判断し、バーチ材を貼って補強することにしました。
作製するのは補強板とvifaVM565TWツィーターが収まるカップの部分です。
補強板は9mmのバーチ材を適度な形に切った後に5mmにスライスしました。それをAピラーに貼ってパテにて整形して形を整え自然な形になるようにしました。

vifaVM565TWツィーターが収まるカップはバーチ材を3枚重ねて円くなるように削り最小限の大きさにしました。ガラスがたっていてAピラーとの隙間が少ないので最小限としなければならなかった。




仕上げはエクセーヌで純正に近い色で仕上げました。車に取り付けしてVifaVM565ツィーターの取り付けは完成です。





ここまでの取り付けで3週間目に突入、調整に入ります。初期エージングを先に3時間程度済ませます。
まず先に絶対にやらなければいけないのがアンプのゲイン調整です。
アンプはカロッツェリアPRS-A700のアンプとARCAUDIOの4100SEです。PRS-A700でVM565MWミッドバスをブリッジ接続でドライブし、ARCAUDIOの4100SE(4ch)でVM565TWツィーターとVM565MRミッドレンジを鳴らします。
ゲイン調整は最初にPRS-A700をベースとして調整、次にARCAUDIOの4100SEをMID、TWと順次に調整しました。タイムアライメント、クロスオーバーネットワークの設定を仮に行い測定と共に何度か調整を繰り返し、音楽バランスを探っていきました。vifaVM565は約300時間のエージングの時間必要で時間が足りない為、もう少し鳴らしてからの再設定が必要になりますので適度に音質のクオリティを保つようにクロスオーバーを決めてから、音楽を聴いてイコライザイーで必要な部分だけ調整して終了しました。今後はもっと慣らしが終わった段階で再調整を行う予定でいます。


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