「エネチャージ」搭載・新型ワゴンRにカーオーディオ取り付け続編
カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ
2012年12月5日にはるばる九州熊本より入庫した新型ワゴンRです。お客様とは以前に電話で何度か話したことはありました。またメールにて相談も受けていました。満足のいくカーオーディオをうちの店でつけてみたいと強い要望でした。それには、当店のカーオーディオに対する考え方であったり、音楽を楽しめるカーオーディオの姿にあったかもしれません。九州にだってカーオーディオに強いショップだってあるはずです。そこを飛び越えてカーオーディオの取り付けを依頼されたお客様へ敬意を表して取り付け依頼を受けました。
あとで、これはえらい仕事引き受けてしまったと思いながらもっと大変だった思う事が・・・、そのことは後で。
エネチャージ搭載の新型ワゴンRにカーオーディオをの取り付け作業前に確認したいことがありました。「エネチャージ」搭載ということでカーディオの取り付けを、ちょっと心配していましたが、入庫してオシロスコープで検証したところ、普通の車と同じようだったのでエナジーボックスとカーオーディオを取り付け出来ることがわかりました。下の写真はバッテリーにて、アイドリング状態でオルタネーターが発電しているかどうかを見てみた結果です。
新型ワゴンRバッテリー波形
アースポイントを変えただけでもビックりするぐらい波形の変化がありました。以下の写真はその時の変化です。
ワゴンR波形アースポイントの変化
これらの変化からわかった事はアースポイントが重要であることです。この車はマイナス端子側に電流制御がかかっていますので、バッテリー端子直で配線を取るとトラブルのもとになります。これを考慮してバッテリー直への配線をすることにしました。自作派の方は調べもしないで配線するとトラブルのもとになるのでご注意ください。
さて、今回取り付けするシステムはメインユニットDEH-P970、ヘリックスPP-50DSPのプラグインプレイのDSPアンプ、スピーカーはイートンPOW-172、16cm2ウエイです。メインユニットはお客様はUSBメディアは中心に再生することから選ばれたのだと思いますがDEH-p970だけでは貧弱な部分も多くありますのでHLIXのPP-50DSPで音質の向上の効果を狙ます。
最初は先にスピーカーの取り付けを先に終わらす事にしました。ドアトリムをはずしてみました。スピーカーは最近のスズキスイフトと同じスピーカーがついていました。
ドア内部へのデッドニングを行います。ドアだけで十分に低音を出せるようにしますので軽量で効果の高いデッドニングをしなければなりません。v-maxとVB-1を使い分けしてデッドニングしました。
ドアにスピーカー配線を通します。配線を通そうとしてドアのコネクターをはずして見ようとしてみたら、ここでエライことになりました基に簡単に戻せません。ゴムブーツが基にもどせなくなって大変困りました。
ここのブーツは取り外してはいけません。ドアを外さない限り簡単にもどせない構造のようです。なんとか基に戻すことができて、ドアにスピーカー配線が出来ないかと思ってよく見ると車体本体側にめくらのグロメットを発見。そこから通して、ドアのブーツに穴をあけて通すことにしました。水が吸い込んだりしないようにブチルゴムでシールします。スピーカー線はPCOCCのナノテックsp#79スペシャルです。
運転席の配線はもっと大変でした。車のヒューズユニットをどかさないと線が通せませんでしたのではずして少し移動させて配線を通しました。
スピーカーの取り付けはアウターバッフルにしました。先にインナーベースを作成します。2枚重ねて作りました。左写真の1枚目には爪付ナットを埋め込み2枚を同じように作って重ねて作成しました。
ドアに取り付けしてアウターバッフルを作成していきます。アウターにするのでドアをカットしました。
アウターバッフルを作ります。(写真の色が悪くてすみません)表明を少し成形してドアに借り付けしてみます。
パテを盛って形を合わせて成形してぴったり合わせました。
アウターバッフルの仕上げはエクセーヌで貼って仕上げてスピーカーを取り付けすればドアは完成です
作業はまだまだ続きますが今日もカーオーディオの取り付けがあるので明日にでもまた、続き書きます。