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先日作業したトヨタのオーリスのデッドニングとスピーカー取り付けの作業です。



純正ナビゲーションですがスピーカーはオーナーさんが自分で交換されていました。又、自分で軽くデッドニングをやってみたけど自分の思った良い音にできず来店されました。
今回はスピーカーを持ち込みのスピーカー、サウンドモニターに交換して何処までチューンアップできるかが勝負です。

ドアをまくってみると一様、デッドニングがやってあるのですが適当に防振材を貼ってあったりしていたのでやり直しをします。オーナさんに聞くと片側30分程度ですませたとか。貼ってあればいいのだと思ったそうです。

防振材取り外し中の写真です。




使われていた材料は、レアルシルトやレアルシルトディフージョンなどですが、貼ってある大きさが左右違っていたり、貼る場所が対称でなかったりでした。これをすべて、時間をかけてはがして当店が使っている防振材に張替えします。



取り外したデッドニング材料です。貼る面積などはドアの強度やスピーカーに合わせて決めて作業しました。今回の作業で予算の限りもあるので、再利用できるデッッドニングの材料は再利用しました。再利用のレアルシルトディフージョンは効果が高くなる場所へ取り付けしてスピーカーバックに狙った特性にする為、ちょっと高価な新素材のパネルを使いました。貼り付け方法も定在波をキャンセルされるようにちょっと工夫しました。

スピーカーはセパレートなのでツィターをダッシュボード上に取り付け配線します。ミッドバスはカロッツエリアのバッフルキットを使って取り付けしました。

一様すべて完成して特性をチェックしてみました。測定は運転席です。
かなりフラットに近い、デッドニングだけで、中々良い特性を得ることができました。グラフを取るのを忘れたのでありませんが中音域でゆるくカーブを描いた感じで低音と高音が上がったラウドネスがかかった特性でした。

多分、トヨタ純正のカーオーディオは最初から味付けがされていてラウドネスがかかったような特性を味付けしているようです。以前にもアルファーオーディオの人がビットワンを付ける際に測ってみたらフラットでなかったそうです。このように味付けされていると言っていました。

調整はバス、ミッド、トレブルの3つしかなくポジション設定もありませんので少し味付けをしてみることにしました。
最初にミッドを3~4上げて補正して、トレブルを1つ下げてみました。これだけでも十分だったのですがバスも1つ上げてみて低音の量感をだしてみました。そのときの特性です。



全部フラットに戻しても十分聞けるのであとは好みだと思うのですがもっといい音にしたいなら、純正のナビをカロッツエリアのサイバーナビなどに交換するか、DEH-P01などの調整機能の多いものであればもっとスピーカーの本領を発揮できます。あとはご本人の気持ち次第ってとこでしょうか。

車を渡した次の日に言っていましたが「デッドニングは素人がやる門じゃない。音がぜんぜん違います。」と作業には満足されたようでした。
当店でやる作業はローエンドもハイエンドも作業は、基本は同じなんです。何が違うかというとカーオーディオ機材のクオリティが違うだけです。だから低額な機材であってもきっちり音を出してくれます。高級品であればその性能をさらに出してくれますのでグレードアップすればその楽しみは倍増するわけですね。

貴方も当店へ来てカーオーディオ見直してみませんか。気軽に遊びに来るだけでもOKです。

追伸
10月24日(日)開催「2010フォーカルサウンドミーティングin中部」に参加してきます。というか遊びに行こうと思います。

開催場所が日本まん真ん中センター、岐阜県郡上市美並町白山430番地4です。

では、又書きます。


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