カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ

先日取り付けたエルグランドのカーオーディオ取付レポートです。

音が曇っていて音が悪いといのでカロッツエリアのDEH-P01を付けてほしいと話がありました。



「音の改善だけならCDの交換をしなくてもできますよ。」と私が言うとUSBやipotもダイレクトに接続できるDEH-PO1にしたいと言われたので交換することにしました。又、「スピーカーも交換して音を良くしてください。」とのことでお任せで24万円ですべて込の価格での作業です。

スピーカーはカロッツエリアのTS-V171A(63,000円)を使う事にしました。理由は音楽のジャンルを選ばない事とワイドレンジで2ウエイを組める事ですが、取付位置からしてダッシュボード上にツィターを設置とミッドバスが足元に付いた場合かなり離れてしまう場合にクロスオーバーが低く組める利点がある為です。

カロッツエリアのTS-V171は標準クロスが2.5KHzとかなり低いのでパッシブネッロワークを使用せず、マルチで組んだ場合にツィターのセティングや調整にかなりの自由度が高くできるので都合がいいのです。

いつものようにデッドニングから作業を始めました。
かなり何度もデッッドニングは紹介しているので簡単に写真だけお見せします。

スピーカーはインナーで納めるのでインナーバッフルだけオリジナルで作りました。市販のものでも十分なのですが音にちょっとしたこだわりの工夫がしたかったので作ることにしました。



CDデッキの交換作業が結構大変でした。サイバーナビの本体も1段下に入る為に配線が多く、CDのRCAやバッテリー直電源のリレーなど余分に多くなった事で、エルグランドの取付部分はとても狭く配線のやりどころがなく結構時間がかかりました。



アンプはDEH-P01付属の物を使用しました。6チャンネルあるので4チャンネル分をフロント2ウエイで使い、2チャンネル分、リアーは人が多く乗った時用の補助で使用できるようにしました。

アンプの設置場所は助手席シート下足元に取付しました。エルグランドは外部アンプを取付するスペースがほとんどありません。大きなアンプ取付は無理に近いです。

取付が完成したところで調整します。
CDデッキで簡単に3KHzでクロスを設定して測定してみました。



思ったより結構荒れていました。

もう少し追い込んで位相を合わしてタイムアライメントを追い込んでネットワークのクロスを変えたりして調整してみます。

イコライザーもポイント的に調整しました。500Hz、630Hz、800Hz、付近のプラス修正、上げすぎないように最大5db以内にしました。100Hzはマイナスへ修正してうまくまとまりました。イコライザーは31バンドあっても全部は使いませんでした。過度な修正は音を悪くするので最低限としているのです。

ほとんどはネットワークとTAだけで作ってしまいます。こちらのほうがとても重要なのです。

出来上がった特性は見事な特性となり視聴した感じもきれいな広がりのある音場間と音質も自然な方向となりました。フロントとリアーを合成してもかなりの出来栄えでした。



通常はリアーは必要は無いと思いますが、リアーの特性は高音域をある程度カットしてフロントには存在を感じさせず使用しています。

エルグランドのようにワゴン車にはこのような使い方もいいのかもしれません。お客様も「全然違って聞こえる。凄い!。」とお褒めの言葉を頂きました。


当店にすれば音が良くなる理由はとても簡単です。

音のメカニズムと人がどのように音を感じるのかを知っているからなんです。カーオーディオはとても難しく、ただ取付やデッドニングをやっても何の効果もありません。車に合わせてどのようにしたらスピーカーの出る音が自然になるのかがわからなければ気持ちの良い音がでるのは無理だと思います。貴方が少しの時間があれば当店に来店してみては如何でしょうか。


以上エルグランドの作業でした。

カーオーディオ取付の依頼お待ちしてます。

では、又書きます。


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