カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ

大阪からご来店のデリカにスキンスピークのスピーカー取付のレポートです。



Yさんのデリカはリフトアップされていたり、車好きでマニアックにカーライフを楽しんでいる方の一人です。

前回書いた、レポートのサウンドシャキットのブログの記事を読み、音をまともにしたいと思い、自分のカーオーディオも相談したいとメールを頂きました。



メールでシステム聞いたところ、自分の車にもサウンドシャキットが付けてあって、CDデッキがカロッツエリアのDHE-P099と3ウエイを組んでいるとの事した。



DEH-P099は現在のDEH-P940のようにタイムアライメント、デジタルネットワーク、イコライザーを装備した内臓アンプのCDデッキです。音をコントロールできるCDプレヤーがあるので、Yさんに余計な物のサウンドシャキットを取り外すようにアドバイスをしました。



その後、約束して一度、来店してもらった時に、今どんな音が出ているのか聞かせてもらったところ、ドアの16cmミッドの中低音がデッドニングの間違いなのか、思ったように低音が出ていませんでした。



付いているスピーカーのツィーター、ミッドバス、サブウーハーはメーカーがバラバラで一体どんな音が目標なのかわかりません。



そこで、Yさんに「自分の好きな音を調べてきてください。」と課題を与えて帰っていきました。その後、メールでのやり取りで返答があって、本当に良かったと思える音がスキャンスピークでした。



スピーカーを選択するというのは、車で言えば車体選びのような物で、自分の好きな車選びによく似ています。まずは好きなカッコやスタイルなどから車を選ぶように、スピーカーも自分の好きな音をまず先に選んでどんな風に鳴らしたいのかが、わからないとシステム選びは失敗したようなものです。



スピーカーの能力が高ければ高いほど、他の機材もそれに見合った高価がものが必要になってくるはずですから、自分が満足できるのはどのくらいの物かをちょっとは調べる必要があるのです。



これを読んでくれている皆さんにも、同じような思いがあるのではないかと思うのです。

私が常にどんな音にしたいのですかと来店される方に質問すると大半の人は「う~ん」とうなっている人が多いのです。



良い音へ早く作る近道は目標を先に立てる事が大切なんだと思います。

システムの全体がすべてバラバラの寄せ集では、自分が納得できるものに近づかないと思います。



たとえば、アンプを2台使っているとして一台はロックフォードなどのアメリカンタイプ、もう一台は日本製のアンプ、又はヨーロッパ系統のアンプ、スピーカーがぞれぞれ個性が違っていたりすると、もう、どうしようもなく、まとめようもありません。

オークションなどで、安いからと言ってあれこれ買ってしまっていると、このようになりやすかったりします。そのようにならないように注意してもらいたいと思います。



カーオーディオのシステム選びの良い例とすると



1.ヘッド関係は統一すると接続が凄く楽です。

2.アンプは複数台ある時は必ず同メーカーで同じ系列のアンプを使用すること。

3.スピーカーも同じメーカーで統一すると音がまとめやすい結果があります。

どうしてもスピーカーが違ってしまう場合素材を合わすとまとめやすい。

たとえば、ミッドとウーハーがカーボン系なら同傾向の音が出るものがある。しかし、メーカーの考える音が違ってしまえば難しくなりますので注意が必要です。



もうひとつプラスすると

4.電源には十分配慮しよう。ヘッドユニットにも電源の供給を配慮することで安定させて、読み取り精度を上げて、音質の向上とノイズの混入を避けるようにしたい。キャパシタもあれこれ多く付ければいいってものでない。狙いをはっきりさせておかないと無駄になります。





以上、非常に前置きが長くなってしまいましたが、いつもこれだけは重要なので、いつかは強く言っておきたいと思ったので書きました。



次回はこのデリカのスキャンスピーク取付の全貌をお伝えしようと思います。

ここ、一週間でデリカは完成したが、取り付けの努力と結果は如何に?





※お知らせ

7月19日、日曜は勝手ですが個人的用事がありますので、臨時休業いたします。

20日の祭日は代わりに営業いたしますのでよろしくお願いします。





では、又書きます。


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