カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ

ホンダエレメントのカーオーディオ取付けも完成しサウンド調整に入りました。



カロッツエリアXの自動チューニングATS-1で調整するにはカロッツエリアXアンプRS-A9Xをバージョンアップしなければできません。

工場出荷ではされていませんのでバージョンアップします。

パソコンとATS-1をつないで専用のソフトで書き込みを行います。



<写真はRS-A9X、v1.17へバージョンアップ中の画面です。>

次に自動チューニングソフトを立ち上げて、タイムアライメント、ネットワーク、イコラーザーの順で調整を行いますが、私の場合マニュアルで調整を行います。



これには理由があって、タイムアライメントまではいいのですが、自動で作られるネットワークの切り方が気に入らないので手動ということです。

クロスを3.15KHz、スロープを-18db、左右のレベルを同じにします。このほうがこの車にとって特性に偏りが少なくなるようです。



イコライザーはとりあえず自動でソフトモードとミディアムモードと2つ作ってみて音質の良いほうをとります。

そこから、オリジナルの調整ディスクを使って左右のレベルチェックしながら修正してきます。その後で、全体の特性を作り直す。こんな感じの調整です。

簡単に思えるかもしれませんが結構時間もかかりますし、骨の折れる作業でもあります。

ツイーターの特性も取付けで狙ったどうりでしたので、調整が非常に楽でした。

完成した全体の周波数特性は以下のグラフのとうりです。



<マイク位置は運転席、赤が右チャンネル、青が左チャンネル>

全体の特性は右下がりのフラットを目指していますが少し、80Hz、2.5KHzに谷間の特性が見られますが聴感上では問題のある音は出ていないので大丈夫です。31バンドのイコライザーで少し修正を行いました。



又、センターのフォーカスから見ると左右の差も割と少なくセンターへのフォーカスもはっきりしていますし、音質的には嫌な音もなく自然な方向の音となっています。



これよりサウンドアップするとすれば、今後、ドライバッテリーへの交換、サブバッテリーの追加、サウンドアップのアクセサリーパーツなど追加でクオリティの高い音質へとステップアップの楽しそうです。今回の作業ではこれからのベースとしては上々の仕上がりです。



ホンダエレメントのカーオーディオ取付は以上です。



次の作業もアテンザの簡単な修正の作業、来週は関西方面からのデリカと作業は入ってきています。

しかし、どの作業も工賃が安いんです。

でも、がんばらなくてはいけません。依頼のある仕事は選ばずってとこでしょうか。少しでも音質を良くしたいそんな人たちの依頼ですから期待を裏切ることはできません。安くても予算がある限り全力でやるのです。



では、又書きます。


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