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三菱の新型デリカにロックフォードでガッツリ再生したいとのう要望で
取り付け依頼を受けました。

システム構成は以下です。
ヘッドユニット:カロッツエリアDEX-P910
アンプ:PRS-D7400、ウーハー用アンプPRS-D8200
フロントスピーカー:ロックフォードT162S
ウーハーP2D410×2

車の持ち主はパワー系の音でありながらハイファイでありたいと言うのです。
カーオーディオのヘッドユニットのDEX-P910ならいろいろと調整コントロールもできるのですが
基本的にはアナログ的に万全の取付け加工をして
調整を楽にしようという考えでやりました。

まずはドアからの完成写真でもみてください。


三菱NEWデリカ

ツィーターは純正結構使えそうだったので純正を取り外して
穴を開けて拡大してちょうど良い感じで埋め込みました。


三菱NEWデリカオード

ドアのデッドニング加工は防振材料がちょっと多めになっています。ドアに低音までパワーを入れたいとの理由とドアが以外にも弱いので適度に分散処理をして強度を確保しました。


三菱NEWデリカデッドニング

これにサービスホールを生めて防振は終了。

ミッドバスはアウター加工ですがインナーで収めようとしたらドアパネルと鉄板の間は並行でなく隙間が多い為、音の抜けが悪くアウター加工となりました。このほうが最終的に結果が良くなることがわかっていたので予算オーバーでしたがやってのけました。
インナーバッフルの写真です。


三菱デリカアウターバッフル加工

スピーカー取付け前のアウターバッフルです。アウターが薄いのはスピーカーが付いた状態でグローブボックスとの干渉防ぐ為に薄くしてあります。約3mmでレザーを貼ると4mmです。緻密な計算で決めたが出来上がってみると1mm程度の余裕でぎりぎりでした。


三菱デリカアウターバッフル加工

穴の奥にはハニカムウエーバーがついています。
後でわかったのですがハニカムウエーバーの効果は大きく音の荒れは非常に少なかった。多分、ハニカムウエーバーの効果だと思う。

カーオーディオアンプの電源の引き込みで悩んでいるとこれは良いという部分を見つけました。
右サイドのキックパネルをまくると穴ふさぎのグロメットを発見したのでここから通すことにしました。


デリカ電源配線引き込み

パワーケーブルには4ゲージを使用し、コルゲートチューブを巻いて右フェンダー内を通りバッテリー前まで簡単にできました。


サブウハーボックスの製作にちょっとした試みをしました。
強度の確保と分散です。


ウーハーバックス作製

完成したボックスはトランクへ据え置きです。
これは本人が邪魔になった時にはずしたいとの要望でこうしました。


ウーハーバックス2個

調整はアンプのゲインを先に調整したあとネットワークでクロスオーバー位置を探りタイムアライメント入力した後
補正できなかったわずかな部分をイコラーザーで補正しました。
補正値はツィーターで5kのピークを-3db程度、ミッドバスは315Hz+1ぐらいでほとんどフラットに近く性能としては抜群です。
ウーハーのクロスオーバーポイントは63Hzで十分なのですが持ち主がウーハーの低音感を味わいたいとのことで80Hzに固定しました。
若干クロスは非対象設定としウーハーのタイムアライメントを少し多めに入れながらちょうど良いポイントを探りいれフロントスピーカーとのつながりを確保できました。

出来上がった音は骨格の太いロックフォードらしい歯切れの良いサウンドに仕上がりお客様は大変満足されたようです。


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