スバルアウトバックスピーカー交換DYNAUDIO ESOTEC+DSPAMP+サブウーハー
カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ
少し前にスバルアウトバックの新車でスピーカー交換しましたのでご紹介いたします。スピーカーはDYNAUDIO(ディナウディオ)ESOTECにスピーカー交換。音質をコントロールするのはDSPアンプmatch PP-86 DSP です。純正ナビでは調整の幅も少ないのでより音場感や音質コントロールの為DSPアンプでコントロールしようということでです。今回はDSPアンプにオプションでUSBがダイレクトに接続できるMEC Module for USB-PP86 DSPを使いURC-3にて純正とUSBの切り替えをできるようにしました。
早速作業を紹介していきますね。いつものようにドアの加工からです。ドアトリム外すとゴムシートで覆われたビニールがついています。純正スピーカーは楕円の6×9インチサイズのスピーカーがついています。インナーバッフルはこの形で作っていきます。
デッドニングです。しっかりドアの内部に貼り込んで制震します。
ドアのスピーカー配線通しです。コネクターを引き出してナノテック・システムズのOFCスピーカーケーブル通しました。
サービス・ホールの穴埋め。隙間がないようにきっちりと仕上げました。
インナーバッフルとスピーカーの取付。厚みのあるインナーバッフルはもちろんバーチ材。耐水性もあるからロングランで安心できる。20年前じゃあるまいし、今どきMDF使っていたら古い。MDFは音も悪いしね、使っちゃ駄目。バーチに変えるだけでもいろいろとメリットがある。バーチ材のデメリットといえば加工が面倒。板が硬いので加工しにくい事かな。
シール材を付けてドアトリムを元に戻してドアのスピーカー交換は終わりです。いつもと変わらない作業ですがここまでできるのに3日以上はかかっている。コツコツと邪魔くさらないでやるのが完成度を高くするコツですね。
MD-100のツィターのマウント作りました。
車を売却する場合、どこかに穴があいていると負担ですからダッシュマウントにしました。両面テープ取付なので後できれいにはがせます。
DSPアンプはシート下へ取付しました。接続はマルチ接続で各スピーカーをコントロールできます。リアーチャンネルはスルーで後部へ乗った場合の対処としています。(写真取り忘れました。すみません。)
今回追加であったのがサブウーファーでした。DYNAUDIOの25cmサブウーファーを追加しました。バーチ材で作りました。容量は22L~23Lぐらいかな。25L以下だと思う。コンパクトにしなかったのはローエンドの自然な伸びを期待しての事です。
箱の仕上げしてトランクへ載せます。ウーハーが邪魔になったら移動と外せるように配線長めにしてコネクター接続としました。実用的なのは当たり前ですね。
ひと通り取付して取付は完成です。調整は基本的にタイムアライメントですがアウトバックについていた純正のサウンドナビはタイムアライメントがセットされています。スバルの車種に合わせてセットされています。なぜかこのままでもタイムアライメントをDSPアンプでも入れなくても数値的には合っていました。オリジナルセッティングするには純正のサウンドナビで調整画面に入り初期化する必要があります。クロオーバーとタイムアライメントをセットして適当に音楽鳴らしてみるとこれで十分というぐらいバランスよく鳴っていました。スピーカー取付と作り込みの良さが実感できました。しばらくエージングして本格的に再調整しました。
出来上がった音はさすがDYNAUDIOですね。痩せた音もなくホームと変わらぬサウンドはいつまでも聞いていたくなる。音楽を聞く事がが楽しい。
お客様に引き取りに来て頂いて聞いてもらうと、定位の良さや聞きやすいバランスに満足して頂けました。当店をご利用頂きありがとうございました。