カーオーディオ取付作業レポート < カーオーディオブログ

新車で入った2018年の新型フリードプラスにモレルのマキシモウルトラ602をつけさせて頂きましたのでレポートします。


ホンダ2018フリードプラス

お客様は数年前に当店でモレルを買って頂いたお客様です。今回は新車で純正ナビ(ダイヤトーンナビ)を活かしたスピーカー交換だけでどこまで真剣に良い音を作り上げるかをテーマに純正ナビで能率よく音の出せるモレルのマキシモウルトラ602を取り付けして楽しめる音作りを目指した取付作業になります。早速作業開始です。
車が以前のフリードより一回り大きくなているのでドアは結構大きく感じます。


ホンダ2018フリードプラスドア

ホンダ2018フリードプラスドアトリム取り外し

デッドニングです。ドアが大きい為、制振材を少し多く貼る事にしました。フロンドのドアだけでも十分に歪なく低音を出す狙いです。ちょっと多すぎと思われるかもしれませんが最近の車は燃費思考の為、軽量化を図りドアが音を歪なく鳴らすためには強度は弱いです。


ホンダ2018フリードプラスドアデッドニング

サービスホールの穴埋めです。サービスホールの穴が大きいですから強度不足になりがち。何らかの強度対策は必要。写真に写っていないが対策済みです。


ホンダ2018フリードプラスドアデッドニング

スピーカー配線ですが純正配線を使わずお客様が以前から使っていた物(ナノテック・システムズのスピーカー線)を使う事にしました。音質のちょっとしたこだわりですね。


ホンダ2018フリードプラススピーカー配線

インナーバッフルの作製です。
ベースと固定用スペーサーを作って張り合わせて作りました。鬼目ナットを使って裏側からしっかり固定できるようにしました。スピーカーの落とし込みや細かいところまで加工入っていのがお気づきでしょうか。


ホンダ2018フリードプラスインナーバッフル制作

ホンダ2018フリードプラスインナーバッフル制作表

ホンダ2018フリードプラスインナーバッフル制作裏

スピーカーの取付です。きっちりとスピーカーがきれいに収まっています。ドアトリムがつくと隙間なく純正のようにきれいに収まります。ドアトリムを戻せばドアは完成です。


ホンダ2018フリードプラスインナーバッフルスピーカー取付

ツィーターの取付です。スピーカー付属のマウントでも取付は可能ですが、今回はツィターマウントにこだわってみました。バーチ材で傾斜したマウントを作りました。


ホンダ2018フリードプラスモレルツィーターマウントバーチ材作製

ホンダ2018フリードプラスモレルツィーターマウントバーチ材作製

スピーカーの配線作業の為純正ナビを外してスピーカー配線をつなぎました。純正配線のコネクターの細い配線を切ってしまうとトラブルの元になりやすいので純正配線はカットせず、PPACアダプターPP-AC48を使い配線を加工して新たに引き回ししたスピーカー線をダイレクトにつなぎました。パッシブネットワークはシート下へ取付しました。


ホンダ2018フリードプラスサウンドナビ配線中

ナビなど戻して取付作業は完成です。
調整に入ります。調整は純正ナビがダイヤトーンのナビだけあってサウンドナビのような調整機能が少し入っています。ポジションなどもあり、多くは調整できないのですがイコライザーだけ31バンドありましたので細かい音質調整はできました。
パッシブネットワークであってもちゃんとダッシュボードセンターに定位します。音の広がり感や音質も全く問題し。スピーカー取付をまともに理屈道理に取付してあればイコライザーの調整も多くいじらなくても普通に十分に聴くことができています。
納車前に引取の車屋さんとお客様で音を確かめに来られ満足してくれたので一安心でした。当店をお選び頂きありがとうございました。再調整などは後日必要であればご来店頂きたいと思います。


お知らせ。
販売キャンペーン中です。今回はちょっと背伸びしたグレードでワンランクの音を楽しんでもらえるプランを用意しています。これからのドライブも音の良さでさらに楽しんでもらえる内容ですのでご購入お願いします。
詳しくはこちらのセールページで御覧ください。


追伸
少し前にあったことですがデッドニングのミスを紹介します。当店で作業してやったものでなくとあるA量販店の作業です。お客様がスピーカーを取付したが音が良くないとの話でした。車に乗って聞かせてもらうとなにやら取付ミスをしているような音がしていました。修理を請け負ってドアを外してみるとあリぁ~。ダメだはこりゃ。ぱっと見ためはまともに見えるがこの手の材料で穴埋めは適していません。ブチルの粘着が弱く剥がれてしまいます。よくある量販店やネットで売っているでキットというやつです。これを買って間違ったことやると後でえらい目にあいます。


A量販店のデッドニング失敗例

A量販店のデッドニング失敗例


デッドニング材が剥がれて浮いてしまい穴も空いています。音漏れはしますし、そのうちドアの水漏れが心配です。配線の通っているところが穴から水漏れする可能性があります。


オートバックスのデッドニングミス例

A量販店のデッドニングミス例 


これを直す話があったのですがお客様の修理予算がなく渋々、できるかぎり制振材を抑えて元に戻しました。ツィーターの位相も左右で逆相接続であったのも直し、ついでにツィーターの位置を変更してセッティングし直すと次元の違うまともな音に変化。でもこれが当たり前の事。
お客様の言うには結構お金を出したから良い音になるだろーと思ったそうです。スピーカーをただ交換すればいい。お金を高く出したから音がよくなる保証は全くありません。正しく取付してセッティングをすることで普通に鳴ってくれるのです。なにか間違えば悪くなるのがカーオーディオの世界です。同じお金を出すなら店を選べ!。
貴方も大金はたいて失敗する間に当店へご連絡を!お待ちしております。お問い合わせページよりご相談くださいね。


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